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bananaman live 2022 H

どうも。らすてゃらです。
今回は8/6に配信されたバナナマンの単独ライブ「bananaman live 2022 H」の各コントのあらすじと感想をお送りします。ネタバレ注意です。
バナナマンのコントは役名が「設楽」「日村」なことが多いので、さん付けの時はバナナマン自身のことを、呼び捨ての時は登場人物のことを指していると思ってください。
尚、物凄い勢いでネタバレしているバージョンはTwitterのフォロワーさん限定で公開しております。約1万7千字の大ボリュームです。
https://privatter.net/p/9184447

House of God

会社を辞めて生まれ変わったつもりで好きに生きていくという決意表明をするために教会に来た日村。
付き添ってくれた設楽に、なんの記念日でもないのに30万円もするネックレスをプレゼントする。
ネックレスを買った経緯や会社を辞めた理由を聞いた設楽は日村を心配する。

前回の単独ライブ『S』と同じく、メインビジュアルと同じ構図から始まるのがバリ格好よかったです。
「自由に生きる」とは何か考えさせられました。
個人的には、ある程度不自由なことがあってこそ感じられるのが自由だと思ってます。
好きなクダリは「関係なくない?」と聞く設楽に日村が「なくなくなくなくないよ」と答えて二人で「ん?」ってなるところです。


Helpless

歯医者のおじいちゃんの先生から「あなたうちに来る人の中で一番ひどい」「こんなになるまでほっとくなんて有り得ない」などと怒られて落ち込んでしまった日村。
打たれ弱い自分を変えたいということで「俺に読んでほしいんだよね」と自分が言われたくない悪口を書き連ねた紙を設楽に渡す。
設楽は日村のためにその内容を読み上げる。

本当に、悪口を言わせたら設楽さんの右に出る者はいないんじゃないかと思わされました。言い方のバリエーションの豊かさたるや。
特に終盤の長文の悪口は秀逸でしたね。最早、日村に対してなんの感情も抱いていない感じで(笑)
泣きながらオウム返しする日村も圧がすごくて面白かったです。


幕間:比率

文字だけのVTR。
永井さんへの誕生日プレゼントを合同で贈ることにした設楽さんと日村さんとオークラさん。
予算の10万円をどれくらいの比率で出すか話し合うが、なかなかまとまらない。

合計を10にしたいのに5:5:3で13になってしまったり、3:3:2で8になってしまったりと、しっちゃかめっちゃかな設楽さんが好きでした。


Happy Blueberry

親戚のおじさんから貰ったみかん箱5箱分のブルーベリーを持て余し、日村に相談する設楽。
日村からブルーベリージャムを作るよう提案され、ブルーベリージャムを200瓶作ってしまう。
今度はブルーベリージャムの使い道を考えることになり、日村がブルーベリーパイを焼くことを提案すると、設楽はブルーベリーパイを300枚焼いてしまう。
どうしようもない量のブルーベリーパイを捨てるしかないかと思われたところで日村がひまわり学園の子供達に寄付することを思いつく。

設楽さんが演じるイノセントバカが大好きなので、序盤の何も考えずにどんどんジャムやパイを作っちゃうところがツボでした。
ジャム200瓶とか、パイ300枚とか、設楽は一体どんな家に住んでんだろうっていう(笑)
場面が切り替わる時に写真などが映し出されるシステムでしたが、日村が「サウスヘブンってどこー!?」と言った後にアメリカの地図が出て、サウスヘブンのところに「↑ココ」って書いてあって笑いました。


幕間:日村の開放日

日村さんがケンコバさん達との正月旅行で爆食した時のメニューを歌った軽快な楽曲と共に、ソフビの日村さんが動き回るポップなVTR。

全行程を一気に聞かされると日村さんのイートモンスターぶりがよくわかりますね。恐ろしく食ってる。
「開放♪開放♪開放日♪」というメロディは中毒性があって頭から離れません。


Half-Truth Trip

社員旅行で旅館に着くなり体調を崩してしまい、ブルーベリー狩りにも行けずベッドで寝ていた日村。
温泉から戻ってきた設楽が冷蔵庫を開けるとそこに入れてあったはずのブルーベリーがなくなっており、日村に「ブルーベリー食べた?」と尋ねる。
しらばっくれる日村だったが、マスクに紫色のシミが付いており、設楽がそれを指摘した上でもう一度「ブルーベリー食べた?」と聞くと「食べた」と白状する。

バナナマンライブ名物、一人二役のコント。日村さんの運動量がすごかったです。
日村さんのお芝居が上手いので、謝っときゃいいんでしょ感バリバリの日村の態度がマジでムカつきます(笑)
設楽の最後のセリフ「後で送るね」が無慈悲過ぎてとても好きです。キツいこと言う時もあるけど、なんか憎めない奴。


幕間:ノリ

文字とイラストだけのVTR。
アメリカンドッグを食べながらやって来た日村さんに設楽さんが入口の排水溝のようなところを見たか尋ねる。
日村さんが「見てない」と答えたので、設楽さんは排水溝のところに落ちていた白い物はなんだったかというクイズを出すが、日村さんは「えーなにそれ?ちょっと見てくる」と現場を見に行こうとする。
設楽さんから「なんで行っちゃうの?クイズやってんじゃん」と止められ、自分がノリを理解していなかったことに気付いて笑ってしまい、アメリカンドッグを吹き出す日村さん。

今回のVTRの中で一番のお気に入りです。ここから先のオチが本当に怖い。
アメリカンドッグを吐き出す日村さんのイラストはめちゃくちゃ汚かったですね(笑)
今後はアメリカンドッグを見たら日村さんのことを思い出しそうです。


Hidden Curiosity

ボーカル・おーちゃん(設楽さん)とギター・ひーとん(日村さん)によるフォークデュオ、赤えんぴつのライブ。
ひーとんが喋っている隣でおーちゃんは突然ロングスカートを履き、ひーとんにも同じスカートを無理矢理履かせようとする。
話を続けようとするひーとんだったが、堪忍袋の緒が切れ「人が喋ってんのにゴチャゴチャゴチャゴチャなんなんだよ!」とおーちゃんを突き飛ばす。

恒例の赤えんぴつですが、今回はイレギュラーな感じでしたね。
おーちゃんの「クスリやってんのか!?」がなかったのはちょっと寂しかったです(笑)
『誕生花』は大好きな曲なのでまた聴けて嬉しい限り。
新曲『姉妹』は「ふふふ〜ん」というフレーズが印象的でした。


幕間:なぞなぞ

文字だけのVTR。
設楽さんが日村さんとオークラさんになぞなぞを出題。
とことん勘の悪い2人による泥試合が行われる。

核心的なヒントを貰ってもトンチンカンな答えを言い続けてて逆にすごいなと思いました(笑)


Henmi Kyoutarou〜変見狂太郎〜

憧れの作家「変見狂太郎」にインタビューを受けてもらえることになり、変見の家にやってきたライター。
いかに変見を愛しているか熱弁するが「私、変見狂太郎じゃありませんよ」と言われて耳を疑う。
彼は自分が変見の贔屓にしている蕎麦屋だと言い、変見自身は先程ハワイに旅立ってしまったと告げ、変見から預かっていた手紙をライターに渡す。
手紙には、取材を受けるのが嫌になってしまったが「私が好きな言葉は何かな?」という質問に答えることができたら取材を改めて受けることを約束すると書かれていた。

今まで作り手側を描いたコントはいくつかありましたが、受け手側の心情にフォーカスするのは珍しいような気がします。
俺も様々な作品のお陰で生かされてきたので、作品というご飯を食べないと死んでしまうという表現には共感しました。
バナナマンのお二人にも、これからも美味しいご飯を食べさせていただきたいです。いつまでも健やかで、楽しくコントをやり続けてくださいますように。

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