輸送車攻略(カケラ期待値)
みなさんこんにちは、週末の指揮官しんじです!
今日はラストウォーの輸送車に関する記事となります!
みなさん輸送車は毎日発出されてますでしょうか?
輸送車は目的地まで輸送物資(アイテム)を送り届けることで該当のアイテムがGETできるものとなっていますが、装備や加速アイテム、UR英雄汎用カケラなどなど色々なアイテムが手に入るので私は重宝しています。
一日に4台発車できることを考えるとそれなりの量のアイテムが手に入りますので、ゲーム進行において大事な要素だなと考えています。
そんな輸送車ですが、自分以外のプレイヤーから”略奪”することも可能となっています。
略奪するときには自分が欲しいアイテムを運んでいる輸送車を選ぶと思うのですが、中でもUR英雄汎用カケラ(以降カケラ)はなるべく多く欲しく、皆さん必死にカケラを運んでいる輸送車を探しているのではないでしょうか?
今日はこの”カケラ”を多く取得するにはどういった輸送車を狙うと良いのか(略してカケラ期待値)をテーマに記事を書いていこうと思います!
数学(確率と期待値)のお勉強っぽい話にもなるので、「そんなのはどうでも良いからどれを狙えば良いかだけ教えてくれ!」という人は計算の部分は飛ばして読んでください。記事の最後に結論をまとめています!
それでは、本題に入っていきましょう!!
はじめに(輸送車に関する基本的な知識について)
カケラ期待値を考える前にまずは輸送車に関する基本的な要素を整理しようと思います。
以下が今回カケラ期待値を計算するにあたって大事な要素となります。
略奪1回で奪えるアイテムは基本的には最大3つである
UR輸送車は7つ、SSR輸送車は6つのアイテムを運んでいる
輸送車には完全度というものがあり、50%以下にはならない
まず1についてですが、”基本的には”と表現しているのには例外があるためです。
例外とは科学の基地間貿易(略奪)です。
こちらは一定の確率でアイテムをプラスで一つ奪えるというものになっています。そのため、こちらも踏まえると奪えるアイテムの最大は4つとなります。
ただし、今回のカケラ期待値では計算が少し煩雑になるため一旦こちらは考慮せずに考えようと思います。
※考慮から外すと言いつつ、最後にもう一度登場します
続いて、2です。
輸送車を良く見るとランク毎に運んでいるアイテムの数が異なることが分かります。
URは7つ、SSRは6つのアイテムを運んでいます。(SR以下の輸送車はカケラは運ばないので今回は特段触れません。)
最後に3です。
これ、意外と見落としている人がいるのではないかと思うのですが、輸送車には完全度という謎のステータスが存在します。
この完全度は50%以下にはならないようになっており、アイテムが奪われると完全度が低下するようになっています。
完全度の計算方法は謎が多く不明なのですが、どれだけ奪おうと思っても2個は奪えないアイテムがあると覚えていただければと思います。
これらの前提を踏まえて以降では期待値を計算していこうと思います。
パターン毎の期待値の計算
1回の略奪でGETできるカケラの期待枚数(期待値)を計算していこうと思います。
少し数学的な話になるので「読むの疲れるよ」って人は飛ばしてください!
期待値は(ある事象が発生したときに得られる報酬)×(その事象が起きる確率)の和であらわされます。
例えばコインの表が出る確率が50%(=裏が出る確率も50%)で、表が出ると100点、裏が出ると50点もらえるゲームがあるとします。
このゲームでコインを一回振った時に得られる点数(期待値)は次の式で表され、75点となります。
(100×50%)+(50×50%)=75点
これを今回は略奪に応用して、一回の略奪で奪えるカケラの期待値(期待枚数)を算出してみます!
すべてのケースの計算をすると大変なので、1パターンのみ計算式含めて記載し、他はサマリのみを記載します!
SSR輸送車(カケラ2つ)のケース
カケラ2つを運んでいるSSR輸送車で、まだ略奪されていないケースについてまず最初に計算してみようと思います。
SSR輸送車は6つのアイテムを運んでおり、このケースではカケラを2つ、カケラ以外を4つ運んでいます。
一回の略奪で奪えるアイテムは3個なので、カケラが2つ奪えるケースは
(2C2×4C1)÷6C3=1/5 (20%) ※2枚奪えるケース(①)
となります。この計算が分からない人は無視してください!笑
同様にカケラが一つ奪える確率、カケラが一つも奪えない確率はそれぞれ以下の通りです。
(2C1×4C2)÷6C3=3/5 (60%) ※1枚奪えるケース(②)
(2C0×4C3)÷6C3=1/5 (20%) ※1枚も奪えないケース(③)
これを踏まえて期待値を計算すると以下の通りとなります。
(①×2枚)+(②×1枚)+(③×0枚)=1枚
つまり、まだ略奪されていないSSR輸送車(奪える候補アイテムが6個)でカケラを2枚運んでいるのケースでは1回の略奪で平均して1枚取得可能ということです。
続いて一回略奪されているSSR輸送車(奪える候補アイテムが3個)でカケラが2枚残っているケースを計算してみようと思います。
このケースは基本仕様の3に書いた完全度の仕組みからアイテムは一つしか奪うことができません。
そのため、MAXでもカケラ一枚です。
先ほどと同様にカケラ期待値を計算すると下記の通り2/3枚(≒6.7枚)が一回の略奪で平均して取れる枚数になります。
(カケラ1枚のケース:2/3 × 1枚)+(カケラ0枚のケース:1/3 × 0枚)=2/3枚
その他のパターンにおけるカケラ期待値
その他のパターンにおける計算結果をまとめたのが以下の表になります。
まず当たり前ですが、カケラ3枚運んでいるケースは期待値が高いです。
そのため運んでいるカケラが多い輸送車を攻撃するのがセオリーとなります。(めちゃくちゃ当たり前ですね。笑)
少し注目すべきなのは、略奪がすでに一回されているケースです。
(余談ですが、このケースの時にもう一度略奪するべきなのか迷うことがあったので筆者は期待値計算することにしました。)
例えば項番5のケース(残りカケラが2枚だけど一回略奪されている場合)は期待値が0.67枚となっており、カケラが2枚あるので略奪したくなる気持ちもあるのですが期待値は低いです。
これは絶対に奪えないアイテムが2個発生するという仕様による影響です。
また、カケラ期待値だけを考えたときに、運んでいる枚数が同じで略奪されていない場合はURよりもSSRの輸送車から略奪した方が期待値(1回で略奪できる枚数)が高いです。
※項番1と7(どちらも3枚のケース)、項番2と8(どちらも2枚のケース)あたりが該当します
なんとなーく、URから略奪した方が良いかな?と思うこともあったのですが、ちゃんと計算するとカケラ期待値としてはSSRから略奪した方が良いのです。(略奪がされていないというのがとても重要なポイントです)
その他の要素も踏まえた略奪対象選定のおすすめ
ここまでの内容ではカケラだけに着目してきましたが、実際にはカケラ以外のアイテムも奪えます。
しかし、一回略奪されている輸送車は完全度の仕様によりそもそも奪えるアイテム数が少ないというデメリットがあります。
したがって、カケラ期待値は高くても、奪えるアイテム数を考慮するとカケラ以外のことも踏まえた期待値は逆転することがあると思います。
これらの内容を踏まえて、筆者のカケラ期待値を踏まえたおすすめを優先順位順に整理します。下記のとおりです。
SSRカケラ3枚 > URカケラ3枚 > SSRカケラ2枚 > URカケラ2枚 > URカケラ3枚(略奪1回あり) > URカケラ2枚(略奪1回あり)
実は上記オススメに記載している一部ほものよりもカケラ期待値が高いケースが先ほどの表にはありました。(SSRで略奪が一回されていて3枚残りのケースなど)
しかし、そのケースはカケラ期待値は高いものの完全度の仕様により、アイテムがカケラ含めて一つしかGETできないというデメリットがあります。
そのため、カケラ以外に奪えるアイテムなどを考慮するとあまり美味しいとは言えないと考えています。
他にも、完全度が低いケースでは冒頭に話した科学の基地間貿易(略奪)の恩恵も受けられないなど、カケラ以外の+αが無いことが非常にマイナスポイントです。
従って、カケラが多いからという理由で飛びつくのではなく、まだ略奪されていないか、というのも大事な考慮ポイントです。個人的にはURカケラ2枚(略奪あり)あたりから攻めて良いか微妙なライン(他を探すべき)だと思っています。
色々と話してしまいましたが、カケラ期待値とそれ以外の要素も考えたときに狙うべきは、なるべく枚数の多い輸送車を狙う、一回も略奪されていない輸送車を狙う、前述の条件を満たす場合はSSRの方が期待値が高い。この3つを覚えていただければ大丈夫かと思います!