別れの季節に沁みる一曲
BUMP OF CHICKENのyou were hereという曲です。
車輪が回って遠ざけていく
体と体遠ざけていく
鼓膜に残る耳鳴りと二人で
一人の夜に戻る
信じられないくらいにすぐ過ぎた
魔法の時間はすぐ過ぎた
頭の中は片付かないままで
枕まで帰る
別れの季節や、何か大きな出来事が終わったときの寂しさが歌われています。
まだ消えない 消えないよ
まだ輝いたままだよ
でも いつか消えちゃう 消えちゃうよ
こんなに 今こんなに愛しいのに
年々、お別れの瞬間は苦手だなあという思いが強くなっています。
今まで当たり前だったことがなくなる。当たり前に会っていた人と会えなくなる。
もちろん、別れがあれば出会いもあって、また新しい生活が始まる。それに対する楽しみ、ワクワク感もあるにはあるけど。
これまで積み重なってきた思い入れが強いほど、別れの瞬間は辛い。身を切られるようだ。
入学、卒業、就職、退職、転居、転職、異動。
明後日、大切な方々との別れに心が耐えられるか、怖い。
もう会いたい 会いたいよ
君がいるのにいないよ
君の昨日と明日に僕もいたい
感受性が強すぎるのかなあ。
乃木坂46の曲『サヨナラの意味』のサビのように、もう少しでもサヨナラに強くなれたらいいのに。
you were hereに戻る。
もう消えない 消えないよ
そこから伸びた時間の上を歩くよ
全て越えて会いに行くよ
これだけ別れが惜しい人とたくさん出会えたってのは、私の人生においてものすごく幸せなことだ。
明後日は等身大の言葉で感謝を伝えてこよう。
過去の出会いと別れの積み重ねの先に、今の自分がいるんだ。
未来の自分になっても決して消えることはない。