その1。◇脱スピリチュアルをしてみたら気が付いたこと。◇子どものころ編
子どものころ、おまじないが大好きだった。そして、そんなものうそっぱちだった。※【その1】は、脱スピリチュアルをする以前の著者の子どものころからスピリチュアルに出会うまでのお話が書かれています。つづく。
そんな私は、いつも願掛けする子だった。
悪いことが起きないように悪いことを想像したり、マンホールを踏まずに歩いたら良いことが起きる。とか。
目に見えない世界も普通に存在していると思ったし、多分、『ドラえもん』はいるんじゃないか。と思っていた。
姉からのおさがりだけど、憧れだった勉強机の引き出しをあけると、タイムマシンがある!と信じて、開けたら、ぐちゃぐちゃと文房具が入っていた。
でも、別の日に、次こそはタイムマシンがある!と期待して開けても、そこにタイムマシンはなかった。
ある日、これで最後。だから、本当は存在しているタイムマシンを少しでも良いからみせてください。と何かにお願いして、そーっとあけた。
でも、なかったな。そうか。本当のことではないんだな。と、、、、、、、すごくすごく寂しかったな。
社会人になって、人のために働いている人より、お金の為に働いている人が沢山いてすごーく衝撃を受けた。
満員電車に乗ると、少しでも自分の立ち位置を確保しようと必死になっている人が多くて、そして、数週間もしないうちに、自分もその中の一人に。
舌打ちも良くするようになった。
そんな自分に気が付いて、いやでいやで仕方がなかった。でもどうすることもできなかった。
学校の先生は、『一人はみんなのために みんなは一人のために』力を合わせて生きていけば、みんなが幸せになると言ったじゃないの。
大人になって、そんなことを人に言ったら、甘いよって言われたな。
何がどう甘いのかいまだによくわからない。何とかしたいけど何もできない自分にも罪悪感が募る一方だったね。
そんな私の一つの転機。スピリチュアルという名の世界に出会う。
今の自分がこんなに頑張っているのに、こんなに辛いのは、親のせい。主人のせい。と思い込んでいた時期。
ある男性が、『今の環境は、自分自身が作っているんだよ』と。
そんな事絶対ない!!!ありえない!!!望んでいない!!!
と拒否反応を示したけど、ちょっと待って。もし、自分が変わることで相手が変わるのであれば。もしも、それが本当のことだったらそれってすごい!と試行錯誤をし始めることになりました。
その2へつづく。
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