厳冬期の北海道で見た景色【知床編】
今回は冬の知床の景色を紹介していきます。
北海道の道東エリアにある知床。女満別空港から車で約1時間30分ほどの場所にあります。
夏の知床は知床五湖を散策出来る遊歩道があり、自由に立ち入ることが出来るのですが、冬の知床はガイド付きのツアーでないと知床五湖に立ち入ることが出来ないです。
知床五湖以外の場所は自由に入れる場所もあるので、合わせて紹介していきますね。
知床五湖ツアー
冬の知床五湖に行くべく、知床でツアーを行っているシンラさんの冬の知床五湖スノーシューイングに参加して行ってきました。
人生初のスノーシュー。スノーシューでの歩き方もレクチャーしていただき、いよいよ知床五湖へ!
木に囲まれた道を進んでいきます。
暫くすると開けたところに。五湖に到着です。後ろに知床連山が少し顔を出してくれています。今回参加したツアーのルートは五湖から一湖に向けた逆回りのルートでした。
何の動物の足跡だろ?動物の生活している跡を見ることで、姿が見えなくても少しわくわくしました。
木の所々に氷柱が出来ていました。
これは蝦夷兎の足跡です。姿見たかったなぁ。ガイドの方でも滅多に見ることが出来ないみたいです。
ツアー終盤、蝦夷鹿に会うことが出来ました。かわいい。
丘になっているところに到着。すごい景色。流氷がもうそこに。蝦夷鹿も流氷を眺めているみたいで、これから冒険に行くみたいな写真になった。
この日は晴れていて、夕日がとても綺麗でした。海を見渡せるところを最後に持ってくるあたりガイドさん素晴らしすぎる。ありがとう。
雄の蝦夷鹿にも出会えました。角がかっこいい。
奥に見える柵みたいなのは遊歩道で、夏は自由に遊歩道を歩いて散策できます。
夕日の景色が最後まで美しかったです。また夏になったら行かないとね。
知床散策コース
冬の知床五湖はガイド付きのツアーでないと入れないですが、個人でも入れる散策コースがあります。
知床自然センターを起点とした「プレペの滝遊歩道」「しれとこ100平方メートル運動ハウス」「開拓小屋コース」「冬の森コース」の4コースがあり、今回僕は開拓小屋コースを散策しました。
開拓小屋コースを選択した理由は、知床連山を眺めることができるコースだからです!プレペの滝に行くかめちゃくちゃ悩みました…。
朝9時頃に散策を始めました。上の写真のように歩くところは道が出来ていたので、スノーシューが無くても歩けるかな?と思うくらいでした。
ちなみに知床自然センターでスノーシューはレンタル出来るので、持っていなくても大丈夫です!確か550円ほどでレンタル出来たと思います。
暫くは木に囲まれた道をひたすら歩きます。鳥の声は聞こえるのですが、なかなか見つけることが出来ませんでした…。会いたかったなぁ
歩き始めて1時間ほどすると開けたところに出ました!知床連山最高峰の羅臼岳が出迎えてくれています。
良い天気。右から順に、羅臼岳、三ツ峰、サシルイ岳、オッカバケ岳、知円別岳、硫黄山。
こんなに晴れていたのですが…
実は雪雲が迫っていたので、あまりゆっくりはせず帰ることにしました。雪が降ってる中、森をあまり歩きたくはないので。
帰っている途中、雲の隙間から天使の梯子が山を照らしていました。
カッコいい。
開拓小屋コースはゆっくり景色を見ながら歩いて3時間ほどでした。散策コースとしては1番長いコースですが、景色は素晴らしかったです!
知床編はこれで終わりです。
また夏になったら行きたいと思います。次はプレペの滝の方にも!