秋の立山登山
去年に続き、今年も秋にテント泊登山をしたくなって行ってきた時の記録
去年は初めてテント泊登山を始めて、中央アルプスの木曽駒ヶ岳に登って、そのときの景色がすごく良くて今年も秋の山に登りたくなった
【木曽駒ヶ岳登ったときのnote】
出発
今年もバイクに登山道具を積んで、早朝出発
10月にもなると、朝は少し肌寒く感じる気温になってきていた
9時前に出発地、立山駅に到着
立山〜室堂までのチケットを買っていざ出発
立山駅から美女平駅まではケーブルカー、そこからバスに乗り換えて1時間ほどで室堂に到着
室堂
室堂に到着してすぐこの景色が見られるのは最高過ぎる。
今回、1日目は雷鳥沢キャンプ場でゆっくりして
2日目にキャンプ場→大汝山→雄山→一ノ越→キャンプ場のルートで登山
立山に登ったことがある人は、何で富士ノ折立をスルーしたん?って思うかもしれないけど、理由は後々
マップで見るとこんな感じ
室堂駅を出て、まず目指すはミクリガ池
とは言っても、室堂駅からすぐ徒歩5分で到着!
ミクリガ池
あぁ絶景だぁ
立山といえばこのミクリガ池が有名なんじゃないかな?
「紅葉した山の暖色」と「池の寒色」の景色が本当に美しくて、もうこの時点で割と満足感がすごかった
ここの景色を見るためだけに来ても十分に価値があると思う
ミクリガ池の周りにはベンチがいくつかあって、時間もちょうどお昼だったので景色を堪能しながらおにぎりを頬張った。誠に贅沢である。
お腹も満たしたからキャンプ場を目指して出発!
山肌が白くなっている辺りは地獄谷と呼ばれていて、火山ガスが出ているところ。離れているけれども、結構ガスの臭いがした。
正面に見えるのが、2日目に登る予定の山
もうわくわくするよね
正直、テント泊の道具重くて結構疲れるんだけど、どこを向いても絶景だから気持ちは永遠に回復し続けるバフがかかってるから楽しんで歩ける
そして歩くこと1時間、ついにキャンプ場が見えてきた
雷鳥沢キャンプ場
あそこが今日のキャンプ地だ!
早速テントを張って受付も済ましたので、夕方までちょっと散策
友達とかに何で山登ってるの?疲れない?って聞かれる時があるんだけど、そりゃもちろん疲れるし、登ってるときに何で登ってるんだろ?って疑問を自分でも持つことはあるんだけど、この景色が見られるからに尽きるんだよね。
夕方にはテントに戻って、お菓子をつまみながら夕飯の準備
昼間は太陽が出ていたからまだ少し暖かかったけど、夕方には気温がどんどん下がってきて寒くなってきた
今日の予報の最低気温はマイナス1度。寒い。
夜
夜には雲がほとんど無くなって、文字通りの満点の星が見られた
ただこの日は満月に近い日だったから、月が出てくるまでの時間だけ
写真だと少し分かりにくいかもしれないけど、天の川も見ることができた
月が出てくるまで2時間くらいずっと星を堪能していた
寝っ転がって星をずっとただボーッと眺めるこの時間が好き
身体も冷えてきたから、テントに戻ってシュラフでぐっすり
登山開始
朝6時に起きて腹ごしらえを済まして、いよいよ登山開始!
太陽が昇り切る前に登り始めたからまだ寒い
登山道が結構ガレ場っぽくて、足場が不安定になるとこが多くいから登るのが大変だった
稜線に出るまでもう少し、太陽も見えた
ぜーはーぜーはー息を切らせながらも登りきって左に見えるのが、富士ノ折立
結構な岩場。
富士ノ折立は登りたかったんだけど、今回は諦めた。というのも、この日は風が強くて安全に登れる自信があまり無かった。誰かと一緒とかだったら行ったかもしれないけど、ソロだからちょっと怖かった。
でもいつかリベンジ行ってみたい。立山は富士ノ折立、大汝山、雄山の3つの総称として呼ばれるくらいだからね。
稜線まで出ると、富士山が見えた。富山県から富士山見えるんだね。
左側に見える稜線がこれから歩いていくルートなんだけど、歩きやすそうでちょっと嬉しい。急登とかはもうしばらくは勘弁
もう少し進むと、黒部ダムも見えた。今まで行ったこと無くて、友達が迫力すごかったって言ってたからいつか行ってみたい。
稜線まで出たあとは登り下りがあまりなくて歩きやすい道で楽しかった。
そして大汝山山頂に到着!
大きな岩が積み重なったような場所の上にあった
大汝山から10分ほどで雄山到着!
雄山の山頂には神社があってあそこが山頂
お参りをして登頂
ここからは、一ノ越を目指してひたすら下っていく
雄山付近からの景色
左の建物が室堂駅、真ん中の池がミクリガ池、ちょっと分かりにくいけど右端真ん中辺りの開けてる場所が雷鳥沢キャンプ場
一ノ越を通ってキャンプ場に置いていた荷物を回収。
無事怪我することも無く立山登山終了!
今回のルートは5時間くらいだった
今回も良い登山だった。来年は燕岳か涸沢にも行ってみたいな