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プチ仕事の写真

みなさん、こんにちは。
Laskey@Photographerです。

普段は会社の業務で得手不得手はあるものの、いろんな写真を撮ります。
残念ながらお見せは出来ないのです
が、どっかで見てるハズ。

先日、事務仕事を終えて帰ろうとエレベ
ーターに乗ったら、途中から関連制作
会社の若手の女子社員が乗って来て、顔
を見るなり。「そうだ!Laskeyさんに
助けて貰おう」と。

何かと思えば、若手チームがとある
聞き覚えのある食品メーカーさんの
仕事を契約出来るか、否か?の撮影が
上手く行ってないと。

スタジオを覗くだけ。って言う約束で
見てみると、苦労の跡が伺える。
サンプル沢山、食器やら、何やらの
小道具に、ライティング。
営業担当者もいて、2日間トライしてる
が停滞中とのこと。

どうやら、お客さんの要望を全部取り
いれようとしていたら、迷路に入って
しまった。と言うことみたい。

お客さんが従来使っていた画像の
傾向。
今回、新しく撮る理由。
使用用途。
お客さんにイメージや絵コンテの
ある無し。
その他、お客さんのリクエスト。

営業やレタッチャーも交えて、もう
一度話しを整理する。
本来ならもう、電車に乗れてる時間。
彼らの先輩、上長たちは何してる?

ま、とにかく、助けを求めて来たA
ちゃんが丁寧だったので、つい、仏
心か下心か。(笑)
聞けば、成約したらそこそこの金額
じゃないか。
ますます上の連中は何をしてんのよ?

で、ちょっと見てて。とライティングを
組み直し、レンズも変える。サンプルの
配置にアングルも変えて何枚か撮って
みる。

一同、「あっ!美味しそう」

の声。

そう、それを引き出さないとダメなんで
ある。

ただ、お客さんのリクエストを100%
は反映していない。
なぜなら、リクエストにそもそも相反
するものがあるし、イメージ写真と
ごっちゃになってる部分がある。
ただ、こう言いたかったんじゃないの
かな?と推測して撮影に反映させただ
け。

食べ物なら、やはり、お客さんにも
「美味しそう」って言わせたらイケ
るワケで、細かい部分だけ見てると
何を、何のために撮っているか。を
見失う。
そして、期待値以上の出来じゃないと
お客さんを掴めないのである。

明日がお客さん立ち会いで本番撮影
らしい。上手く行くといいけど。

「ご同席頂くのは無理ですよね〜。」

組織だから、正式に依頼が無いとムリ
なんである。
それに、今は贅沢言って撮りたいモノ
しか撮りたく無いし。(笑)

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と思っていたら、今日になって、
エライ人からやはり呼ばれて、結局
立ち会いか〜い。
若手グループの機材は言わば最低限の
機材。

広告のイメージ写真だと厳しいと思う
けど、商品写真なら、盛り付けや
配置、そしてライティングで勝負。

機材が良ければ、もっと楽に撮れる。
はあるけれど、あるモノでなんとか
する。のも大事。
で、基本的な条件出しをするだけで
無く、一つの必勝パターンを作って
おく。

それだけでは無く、スタジオとは言え
お客様をもてなせて、写真が見やすい
レイアウトにしておかないとならない。
撮影で手一杯だとそこまで気が回らな
いことがあるけど、それじゃダメだ。

で、いざ立ち会い。
お客さん。マーケティング担当の役員
様のお出ましだ。
撮れて当たり前、後は今後も仕事を
任せて大丈夫。と言う信頼を勝ち取れ
るか否かを僅かな時間でやらなきゃ
なんない。

もう大丈夫。と言うところで自分は
退室したけど、今回はお客様にも満足
頂く出来で、OKが貰えたよう。
現場、一同でちゃんと挨拶に来て
エライ。

食べれるんだろうけど、使わなかった
サンプルをお礼に。って。(笑)
エッ?コレ?😅

年間契約だから、金額もそこそこ。
業務委託料頂いていい額だわなぁ。
と言いつつ、多分、このサンプルで
終わりの気はするけど。
小さくても成功体験は大事。これの積
み重ねだからね。

自分が撮った写真はデザインとして
使われていても市中で見つけたら
分かるもの。「アッ❗️あれだ」って
のが嬉しいんだよな。

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