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Lensbaby アンバサダー 1

こんにちは🌞
Laskey@Photographerです。

アメリカにLensbaby社と言うレンズメーカーがありまして、わたくし、そこのアンバサダーを拝命しております。
世界中に100名くらい居るそうですが、日本では5名の写真家がその任を負っています。
日本語版カタログには私の写真もサンプルとして載っていますヨ。

Lensbabyは全てマニュアルフォーカスレンズで、レンズ単体から特殊なフィルターまでいろんなレンズやフィルターがあります。
基本的なレンズ設計のコンセプトは「特別な一枚を写し撮ろう!」なので、所謂、普通の写りをするレンズはありません。(笑)

Velvet 56mm f1.6

レンズ単体なら、ソフトフォーカスレンズのVelvetシリーズに始まり、周辺収差を残し周辺のボケが流れるSol45mmと言うレンズとか、

Sol45mm f3.5
レンズの前にブレードが付いていて、ボケの流れにさらに模様状のテクスチャを入れることも出来る

Sweet22mmなんて言う散歩スナップにもってこいみたいなレンズ。

Sweet22 f3.5 パンケーキレンズ

風景とか撮るとかなりシュールな絵に
なります。

Sweet 22mm f3.5で撮影
日の丸構図で勝負する?レンズ

更に、バーンサイドと言うぐるぐるボケの王様みたいなレンズとか…


左がバーンサイド、右がコンポーザープロⅡ

バーンサイドはボケ以外は割と普通に扱えて使いやすいかも。

バーンサイドのぐるぐるボケ

さらに、鏡筒が共用のコンポーザープロⅡ。

カップに入ってるのが交換レンズ

これは鏡筒がチルトレンズのように動く上に、レンズの玉だけ交換して違う描写が楽しめる仕組みになっています。

チルトでモデルさんの顔にピントを合わせると、そこを起点に画面が流れて行くダブルグラスⅡを装着

自分はポートレートが多いから、人物絡めて使う使い方を考えるのですが、花などの静物や風景の方が変化に富むんじゃ無いか?なんて思うこともしばしば。


ただ撮った。と言うと語弊はあるけど、レンズの効果を把握して構図を考えると、こんな非日常的な写真になってしまう訳です。
更に更に

ボケブレード

こんなレンズ前に磁石で付けるブレードまであります。コレを使うと。

アイディア次第

光源がこのようにブレードのカタチになるので、イルミネーションなんかに使うと実にファンタジックな写真を撮ることも出来ます。
この他、OMNI システムと言う特殊なフィルターシリーズがありますが、一回では書ききれそうにないので、また次回ご紹介したいと思います。
たまにはきちんと紹介しなきゃです。
このレンズ、オモチャっぽいようで、きちんと使えばユニークな絵になります。
昨年、ご紹介しましたけど、Solを使ったポートレートでOneEyelandに掲載も
されましたから、やはり、使いよう。

Sol 45mm f3.5 Model LUNA

実は我々も、最初から最適解と言うのをメーカーさんから教えて貰っていません。
なんせ、自由な発想の元に自分だけの表現を楽しもう❗️の精神ですから、先入観を持たせたく無いのかも知れません。
そうは言っても、アンバサダーの写真家さん達。ソレなりに経験を持ってますから、どんな特徴があるか?は割とすぐ分かってしまいますし、テスト品なんかで、ダメ出しすることもあります。

そして、とにかくチャレンジ。
上手く使えば、ソフトに頼らず、光学的にユニークで、簡単に真似出来ない写真が撮れる可能性があるワケです。
他人が見て、面白そう。自分も使ってみたい。と感心を呼べるよう、こんな使い方があったのか?と言う発見をしながら我々も楽しんでいます。
とかく陥りがちなレンズの性能云々より、写真をより楽しもう!って精神です。
思い付きだけど、こんなレンズを使ってみたい人向けにお試し会とかやっても楽しいかも知れません。

関東の方なら、中野のケンコートキナー さんに行くとその場でお試しは出来ます。事前に連絡貰えれば、自分の講座での貸し出しもありますから、良かったらお越しください。^_^

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