ポートレートを撮ってみよう(3)
Laskey,@カメラマンです。
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みなさん。フォロー頂いたみな
さん。ありがとうございます。
note初心者。励みになります。
前回は写真の明るさを好みに
する方法を書きました。
ワークショップでは座学として
時間を割くくらいなので、本当
はもっと他の要素もあるのですが、
書いてたら本になっちゃいます。
ここでは、何よりまず、写真の
楽しさ、楽しみ方、スマホでは
撮れない自分ならではの写真が
楽しめるポイントだけかいつまん
で書いていこうと思います。
1.ボケ Bokeh
漫才のボケと突っ込みではあり
ません。所謂、写真で言うボケ。
このBokeh。実は海外に行っても
このように表記されます。
つまり、日本が発祥と言うこと
です。
良く、プロみたいな写真。って
言いますけど、どういう事で
しょう?
みなさんはどんな写真をそう
思いますか?
次の2枚を見てください。
Model LUNA
ドッチもプロの僕の写真
なんですけど(笑)
紅いキャデラックの方が
それらしい感じがしません
か?
キャデラックの方はモデル
さんを引き立たせるために
背景を意識してボカして
います。
2枚目はスマホで撮った
スナップで、遠景までハッ
キリ写っています。
人の目って、実は中心しか
ピントが合っていないし、
見えてるようで、手前から
奥までピントが合っている
訳では無く、これ、全て脳が
残像処理をしているから
見えてるように思える。と
言われています。
本当は1枚目に近い見え方
なんでしょうけど、2枚目
のように感じてるんですね。
なので、1枚目のようにボケ
を使うことで、非日常感、
主要な被写体に目を向かわせる。
雰囲気を醸し出す。などの
効果がある訳です。
フィルム写真初期の頃は2枚
目のように手前から奥、周囲
までいかに解像させるか?に
長い間、重きが置かれていま
したが、日本ではこのボケを
早々に写真に取り入れていた
のです。
2.ボケを使ってみよう
写真用語では手前から奥まで
ピントの合う範囲のことを
「被写界深度」と言っています。
被写界深度を浅くしてそこに
ピントを合わせたい部分を入れ
たら、その前後はボケてくれ
ます。
問題は、じゃぁ、自分の持ってる
レンズのドコがどうやったら
ボケるのか?ってことなんで
すね。
これを知るには少し、専門的な
ところに足を入れないと理解が
難しいのですが、まず、レンズ
そのものの性能があります。
レンズにF2.8とかF5.6~6.3とか
書いてあると思うんですが、
この数値の小さなレンズほど
明るく、ボケを得やすいのです。
だから、値段も概して高い。
それと、レンズに書いてある
焦点距離、24mm-70mmとか
35mmとか。
24mm、35mmは広角で広い
エリアが撮れますが、その分
ボケが少なく、(被写界深度
が深い)70mm、105mm
など望遠側に行くほどボケが
得やすい(被写界深度が浅い)
と言う特徴があります。
ですから、カメラにセットで
買ったズームレンズでも、
絞りを一番小さな値にして
望遠側にレンズを伸ばして
撮影するとソコソコボケの
効いた写真になるのです。
但し、望遠だから近くからは
撮れません。被写体から少し
離れて撮るのをお忘れなく。
コレだけでも今までとは違う
カメラの使い方が出来るワケ
です。^^
因みに、TwitterやInstagram
には日常的なポートレート
も載せていますので、良かっ
たら覗いてみてください。
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