王様の瞳 〜写真時間・Ⅱ小さな人気者〜
みなさん、お疲れ様です。
街撮りをするので、ロケハン
して来ましたが、平日なのに
凄い人出。コロナどこ吹く風で、
みんな、休みなのか?ってくらい
人がいました。
今日のお供は先日入手した
Fの黒だけど、メチャ似合わない
雰囲気だった。(笑)
アクセサリーじゃないからいいん
だけどね。😅
人物にハマったのは絵画と野鳥の
影響かも知れません。
絵画は好きだけど、描けないから
写真で。
野鳥は来るか来ないか分からない
し、一日中待って、やっと来たと
思っても話が通じないから、いい
ポージングは奇跡。
それに比べたら約束したらモデル
さんは来るし、話しも通じる。
そして綺麗(笑)
きっとコレですね。😅
で、今日ご紹介は機械式コンパクト
フィルムカメラ。
ローライ35 。
イギリスのエリザベス女王も愛用して
た、フィルム高級コンパクトの人気
機種です。レンズなどの仕様違い。
生産国がドイツとシンガポール製と
バリエーションがあります。
ボタン電池を1つ使いますが、この
小さなボディに露出計、沈胴レンズ
まで備えたカメラで、距離は目測で
すが、気楽に撮れるスナップシュー
ターです。
厚みが少しありますが、ポケット
に入るサイズ。
詳しくは別記事に書いてあります。
構えず撮りたい気分の時に重宝
します。
そして、この三角おにぎりみたいな
のが、アメリカはボルシーのコンパクト
カメラB型。
ダイキャスト製で肉厚な感じです。
露出計はありませんが、ファインダー
が距離連動です。
B型はアイレベルファインダーですが
C型は二眼タイプ。
アイレベルの他にウエストレベル
ファインダーを装備していて、どちら
でも使える。と言う変わり種です。
ブログを遡って貰うとちょっと
詳しく書いてます。
ローライ35 は雑な扱いをして
落としたり、ぶつけるとボディに
エクボが出来ますが、ボルシーは
表面のツヤこそくすんで来ますが
ぶつけてエクボは出来ない丈夫が
取り柄。
ドイツとアメリカお国柄ですかね。
一見同じに見えましたか?(笑)
左はボルシーC 2眼カメラですが、
右は、なんと日本製のコンパクト
カメラ、サモカ35と言います。
なんてーかな。一般庶民用普及型
を目指したのでしょうけど、輸出
用がメインだったらしく、国内で
はあまり知られてないかも。
二眼に見える小さな丸はただの
ギヤ。ピントリングの回転を
このギヤで拾ってファインダーの
距離計と合わせると言う超アナログ
機構で、ボディも黒い部分はポリ
カーボネート製と、いかに安く
作るか腐心したのが見て取れる
カメラです。
このカメラも別記事で紹介済み。
誇らしげにレンジファインダー。
と記載してるあたり、ユニーク。
時代を象徴していますね。
そして、コチラはコダックのカメラ。
シグネット35です。
ボルシー同様、ダイキャスト製
ですが、一回り大きくポケット
サイズとは行きません。
モデルさんが持つとサイズ感が
分かるでしょうか?
このカメラ、見た目からミッキー
マウスと言う愛称が付いてます。
使い方も簡単だから、露出計は
無いけど、たまーにLUNAちゃん
コレで撮ってるらしいです。
エクターと言うコダックの銘玉
搭載ですから、写りはいいんです
よ。
因みにこの頃のレンズ、モノクロ
時代の物はとにかく解像の良さを、
カラーになってから色収差や階調
を意識した設計になってますから
ボケ云々よりは先ずは写り。
ノーファインダーで絞って撮るで
OKみたいな使い方もアリです。
今回は比較的小さなカメラを
紹介してみました。
次回は畳んで便利。場所を
取らないジャバラカメラです。