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王様の瞳 〜写真時間 Ⅵ カメラで遊ぼ〜


みなさん、こんにちは〜。
もうぼちぼちネタ切れなんです
けど、今日はトイカメラです。

フィルムを使うトイカメラも
あれば、デジのトイカメラや
規格が無くなってしまった
フィルムカメラをトイカメラ
として使って、写真で遊ぼう。
みたいな話しです。

ロモグラフィー

トイカメラと言うと、アメリカ
のロモグラフィーなんかが今でも
風変わりなカメラやフィルムを
作っていて、ネットで新品が購入
出来ます。
このRocket Pocketはいわゆる
パノラマ写真が撮れるのですが
それより、こんな感じに撮れる
のが面白いです。

パーフォレーション部まで露光

35ミリ2コマ分を1枚として撮影
するから、撮れる枚数は半分に
なりますけど、パーフォレーション
の穴の部分まで露光出来るんです。
ちょっとオシャレな感じと思いま
せんか?

ちょっと失敗

まー。トイカメラだから精度は
期待しちゃいけませんが、順光
で撮ればキチンと撮れます。

次のオモチャは…

チビローライフレックス

二眼レフのスタンダード。
ローライフレックスです。右は
本物で、左にあるのがチビローライ
です。

こんな大きさ

何分のイチかのプラモデルみたい
ですけど、立派にデジカメなんです。
しかも、オートフォーカスです。
もちろん、ウェストファインダー
で、上から覗くと液晶カラー
ファインダーがあってモニタリング
が出来ます。

CR2電池とミニSDカード


シャッターを切るためにはカメラ
右手にあるフィルム巻き上げ
ハンドルを巻かないといけません。
まったく意味は無いんですけど。
シャッターボタンを押すとAFが
作動し、ピントが合うとシャッター
が勝手に切れます。
オートフォーカスは激遅く、いつ
シャッターが切れたかも分からない
ので、被写体はしばらく動かない。
と言うテクニックが必要です。

撮影現場

これ、ネットで探すと赤と黒が
あって、赤に7万円とかのプレミア
価格が付いてますけど、カメラと
しては500万画素。1万円もしない
性能ですから、そこんとこ、ヨロ
シクです。

ローライフレックス4×4

左が普通のローライフレックス。
真ん中がデジのチビローライ。
そして右が127フィルムを使用
する、ローライフレックス4×4
です。
この4×4用127フィルムはもはや
絶版と言って良く、日本だと北海道
のカワウソ商店さん。あとは
海外から探して購入するしか
ありません。
自家現像しないなら、現像の手間も
大変です。なので、永らくオブジェ
と化しておりました。
しかし、とあるところで、コレに
チェキのフィルムを入れたら撮れる。
と聞いたので、やってみました。

チェキのフィルムで撮影

どうでしょうか?
これを思いついた人。尊敬します。

確かに裏蓋を開けたら、フィルムを
装填する面積がチェキのフィルム
と同じ大きさなのです。
フィルムの装填、取り出し、現像
が面倒ですが、慣れたら遊びと
してはアリかな?と思います。

用意するモノとやり方は以下。

使うモノ

ダークバッグ。チェキ本体、チェキ
フィルム、ローライ4×4

やり方

1.装填(全てダークバッグの中で
手探り作業。)
①ダークバッグにチェキフィルム
カートリッジ、ローライを入れる。
②ダークバッグの中でチェキカート
リッジからフィルムを1枚抜く。
③ローライの裏蓋を開けて、
抜き取ったチェキフィルムを
露光面の前後を間違わないように
ローライの本来127フィルムが
通る部分にセットする。
④裏蓋を閉める。

2.撮影
露出計で露出を測定
(スマホアプリで可)
ISO感度は800

ローライで撮影

3.取り出しと現像(ダークバッグの
中で手探り作業)
①ローライの裏蓋を開けて
フィルムを取り出す。
②チェキカートリッジの1番前に
挿し戻す。チェキフィルムの片端
には現像薬液が入っているので
上下を間違え無いように。
感光面は保護フィルムがあるので
指で触っても大丈夫。
③チェキ本体にチェキカートリッジ
をセット。
④チェキストロボを点けない、
または塞いでシャッターを切る。
⑤さっき挿し戻したチェキフィルム
がにゅーっと出て来る。
(この出て来る時に薬液部が潰れ
 て感光面に広がり現像される)
⑥像が出て来るのを待つ。

面倒くさいけど、面白いですよ。
コリャ。

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