くうねるたのしむ

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数ヶ月、noteにてブログを書いていましたが私には少々使いづらい点があったため、はてなブログに引っ越すことにしました。不定期ですが、つぶやいていきたいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします。 転居先→ https://lasiccasanet.hateblo.jp/

    • 1筆目 紫式部のように

      かな書道を始めて、もうすぐ1年。 きっかけは、人生を振り返って見た時にやっておきたかった事の一つに上がったからだ。幼い頃から続けていた書道。好きかどうかも分からないままただ続けていた。 習字教室だったので、創作というよりお手本をいかに真似て書けるかが大切だった。 反抗期に入り、毎週真面目に行くのも面倒くさくなり段々と足を運ばなくなった記憶がある。 段位は取ったものの、創作の楽しさは知らない。 大人になって、かな書道に興味を持った。何て書いてあるのだろう。日本人なのに読めない

      • 1食目 ペコリーノ・ロマーノと仲良くなりたくて

        秋になると、ワインが飲みたくなる。 近所にちょっとお洒落なスーパーが出来てから、ワインのおつまみを選ぶのが楽しみになった。 特にチーズコーナーは、知らない名前のチーズだらけで、どれを買おうか迷い、結局割引シールのついたものを買ってしまうという、主婦のくせ。 そして、気づいたら毎回「くっっさ!」と言いながら、ワインで流し込んでいる。 ジンギスカンがギリギリ口にできるラインの私には、羊乳や山羊乳で作られたチーズはかなりハードルが高い。口に入れる度に広がる大草原。ハイジが走り、クラ

        • 6石目 長男という木

          早いもので、気がつけばもう10月になっていた。 夏休みが終わる頃に長男、私、次男、娘と体調不良のバトンが渡り、先週からやっと日常が戻ってきた。 しかし、今年は特に行事の多い秋。中学、小学、保育園とそれぞれ運動会に遠足、参観日、そして小学校入学前の説明などなど、健康第一に乗り越えていきたいなと思う。 そんななか、昨日は長男が夜遅くまで葛藤していた。どうやら、生徒会に立候補したのでみんなの前で演説をする為の文章を考えていたようだ。 人前に出るのが苦手な私にとって、全校生徒の前で

          1服目 茶箱 和敬点前

          週に1度の茶道のお稽古。 日々の喧騒から離れ、この時間はただそこにあるものに集中する。 湯の沸く音、お茶の香り・・・徐々に五感が研ぎ澄まされていくことを感じる。 8月和敬点前を習った。 和敬とは、「和」お互いに心を開いて仲良くすること。      「敬」お互いに敬い合うこと。 このお点前は、別名「陣中点前」という。 十四代淡々斎が考案したお点前で、長男である十五代鵬雲斎が海軍軍人であった縁で、茶箱を海軍に送った際、考案されたお点前だそうだ。 十五代鵬雲斎は特攻隊として

          1服目 茶箱 和敬点前

          5石目 行く末の 秋を重ねて九重に 千代までめぐれ菊の盃

          先日、親戚が集まって義母の古希の祝いを行った。 還暦は十干十二支が一巡して、もとの暦に戻るという意味があり、 古希は、中国の詩人 杜甫の詩の一節「人生七十古来稀なり」に由来している。 医療もまだ発達していない時代に、70年も生きることはとても難しいことだったようだ。 私の幼い時に記憶している70歳は、おばあちゃんという風貌だったのだが 今周りにいる70代はジムに行ったり趣味に没頭したり、インスタをしたり とてもアクティブなことに驚かされる。と同時に、私は70代になった時あ

          5石目 行く末の 秋を重ねて九重に 千代までめぐれ菊の盃

          4石目 雲出ずるは本より無心

          朝、娘と手を繋いで歩く保育園までの道。 たった100メートルほどの道だが、娘との思い出がたくさん詰まった道だ。 3歳にとっては、まだこの距離は遠いようで、途中「だっこ〜」と短い手を伸ばしてきた。 逆に冬はフワフワした娘を抱っこしたくて「抱っこしようか」と私が手を伸ばすことが増えた。 手を繋いで保育園のお友達の話、今日みた夢の話、しりとりやクイズをしながら歩いた。 何もない時は、道すがら出会う四季の花や虫の話をよくしていた。 ある時保育園の先生から「⚪︎⚪︎ちゃん、よくお花

          4石目 雲出ずるは本より無心

          1頁目 日本という方法

          今年の初めに積読を無くすという目標を掲げ、本を購入することを控えていたが 松岡正剛氏の存在を知った次の日に「日本という方法」を購入した。 円安によるインバウンド需要とソーシャルメディアの普及により日本のあちこちで外国人を見かけるようになった。 コロナ騒動後に活気が出ていい事なのかもしれないが、日本人が外国人から見た日本のイメージに寄せに行って商売をしているのが、なんだか気味が悪い。 とともに日本の文化や歴史に惚れ込んで来訪した外国人を通して、日本の技を知ることもある。 また

          1頁目 日本という方法

          3石目 松岡正剛氏を知る

          松岡正剛氏の事を知ったのは 「ヨウジヤマモトに身を包み、タバコをふかしながら語る…」 という岡田准一氏のXでの呟きだった。 検索してみると、ちょうど落合陽一氏と対談している動画が追悼回として観れた。 「日本からアナーキーなものがなくなった」そういう彼の言葉に私は深く頷いた。 昭和にはジョークとして許されていた発言も今では時代にそぐわないとしてハラスメントとして扱われ、CMの端には「それぐらいわかるよ」と突っ込みたくなるような注釈が入れられ、ネットでは発言する力を持った民

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          2石目 気の向くところ

          さて今回は、マインドマップを書いた時に必ず出てくるワードについて整理してみようと思う。 「茶道」「書道」「手芸」「家事」「料理」「薬膳」「読書」「英語」「運動」 「ガーデニング」 好きなことに夢中になりすぎると気づけば朝だったという性格なので どこかに時間をかけると、何かが出来ない状態が続いている。 茶道と書道は習っているので、1ヶ月間触れないということはないが サボっているものはサボっている・・・ 恐らく運動は、強制的に何かに引っ張ってもらわないと無理だな。 これか

          2石目 気の向くところ

          1石目 気持ちのうつろい

          定期的にマインドマップを書くことが習慣になってきた。 いつも書くワード、それらは皆掘り下げればどこまでも行くものばかり しかし子育て中の私には自分に使える時間は限られている。 結果、どれも充実感がなく終わっている気がした。 専業主婦が達成感をもつのは難しい。 毎日の家事は当たり前で、自分時間を楽しみながらも主婦という時間も同時に進んでいて 「お迎えの時間だな」 「夕飯は給食と被らないもので冷蔵庫にあるもので足りないものはえっと...」 脳内マルチタスクに加え、子どもたちが帰

          1石目 気持ちのうつろい