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藤井風 《歌詞意訳》 帰ろう ②

あなたは弱音を吐いて
わたしは未練こぼして
最後くらい 神様でいさせて
だって これじゃ人間だ

わたしはまだ 帰りたくないけれど

あなたは ここではもう会えないと思っている

このままでは 何のために

生まれてきたのか 分からないから

帰る前に 会いたい






わたしのいない世界を
上から眺めていても
何一つ 変わらず回るから
少し背中が軽くなった

わたしが 帰った後も

いつもと変わらず 世界は回ると思うと

少し 心が軽くなった






それじゃ それじゃ またね
国道沿い前で別れ
続く町の喧騒 後目に一人行く
ください ください ばっかで
何も あげられなかったね
生きてきた 意味なんか 分からないまま

ここから 帰るときには

騒がしい現実を横目に 一人で旅立つ

生きる意味も 分からないまま

欲しがるばかりで

何も返すことが 出来なかった






ああ 全て与えて帰ろう
ああ 何も持たずに帰ろう
与えられるものこそ 与えられたもの
ありがとう、って胸をはろう
待ってるからさ、もう帰ろう
幸せ絶えぬ場所、帰ろう
去り際の時に 何が持っていけるの
一つ一つ 荷物 手放そう
憎み合いの果てに何が生まれるの
わたし、わたしが先に 忘れよう

愛は 受け取った分 返すことができるから

全て返して 何も持たずに 帰ろう

そして 心から 感謝しよう

旅立つ時 何も持って行けないのなら

全部 手放して

一番 大切な人の待つ

一番 幸せな場所へ 帰ろう

憎み合ったままでは 何もならないから

わたしが すべて忘れよう







あぁ今日からどう生きてこう

そして 後のことは 考えないで大丈夫






お読みいただきありがとうございました。

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