藤井風　《歌詞意訳》　風よ

暮れる　町の侘しさも
変わる　人の空しさも
全部　乗せて風は行く
流れゆく　雲に乗る

暮れていく 孤独な街も

心が 空になっていく人々も

全部引っくるめて 現実は流れていき

その中で 様々な出来事が起こる

今日の　悲しみを乗せて
明日の　喜びを運んで
全部　風が連れてゆく
或るべき場所へ

出来事と その時々の感情は

すべて 運命に従って

心の あるべき場所に わたしを連れていく

吹き荒れて　流れ流れ
今はもうこんなところ
飛ばされて　ゆらり揺られ
ふと思う　ここはどこ

激しい出来事に 流されて

思いもよらない所に 来てしまった

思いがけない出来事に 動揺しているうちに

一体 どこまで来てしまったんだろう？

祈る　どうか導いて
願う　どうぞ連れて行って
握る　手は離さないで
胸はって　飛んで行かせて

強く 神の手を握って

どうか 導いてくださいと祈り

どうぞ 連れて行ってくださいと願う

わたしは 自信を持って生きたい

風よ　ここへ来て
私だって　行きたいけど
飛べない　この鳥は
宙に舞って
急に落ちて
傷だらけの羽広げるだけ

どうか 助けて

わたしも 流れに乗って 生きたいけれど

自由に生きられず 振り回されて

心が 傷ついたまま 動けなくなっている

お読みいただきありがとうございました。