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趣味としての人工生命づくり

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2017年6月の記事一覧

趣味としての人工生命づくり 第3回

前回の投稿からかなり間が空いてしまったが続きを書くことにします。

その前に、筑波大学大学院の倉橋研究室による日本語のNetLogoテキストが充実してきているので紹介したいと思います。

NetLogo日本語マニュアル

このスローペースのnoteに飽き足らない人はぜひ活用してもらえたらと思います。

前回を振り返ると、ハチの幼虫集めのシミュレーションをしようということで、下のような設定を考えると

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アラン・チューリングの知られざる業績

アラン・チューリングの知られざる業績

高校の頃は、生物部にいてイモリを使って尻尾や肢などが切れてもまた生えてくる再生という現象を調べていました。

その時から卵から生物の形ができてくることの不思議さに捉えられるようになりました。

生き物の形は外から誰かが削ったり、変形させて造られるのではなく細胞が性質を自分で変えることで出来上がります。

細胞は、全体を知ることはできないのに、自分はどこにいて、どうすれば良いのかを知っています。

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