こはらのへやイベントについての所感
大前提の話として
イベントに参加するならば
イベントはイベント。イベントに行く人を参加者とは言えど、お客様とは言わない。それは「イベント」という形を取る以上、初参戦であれど必須と考えてもらいたい。それが運営者側か参加者側か、その違いでしかない。コミケレベルの万単位の規模であろうと、数十人ほどのオフ会であろうと、スタンスは同じなのである。
運営がミスをすればそれだけでイベントは悪印象を与えるし、少しでも参加者側が張っちゃけすぎただけでイベントはつまらないものになる。ましてやそれがどちら側にせよ「初めてのイベント」である以上、さらに言うならその先が望めるものである以上、どちらも「良いイベント」にするためには、そのことを心掛けなければならないのだ。
無理は禁物
無理をしてまで行くな。それはそう、ごくごく当たり前のことである。それは参加側としても運営側としても望むべきことではない。でも、果たして本当にそう言い切れるのだろうか?
2023年4月下旬、世間がGWに入る前に日本は新型コロナウイルスに対しての規制を大緩和した。同年5月上旬、世界レベルのWHOが新型コロナウイルスについての緊急事態宣言を解除した。
だからと言って、はいコロナ終了のお知らせ、ではない。声優界隈でいうなら楠木ともりさんが新型コロナウイルスに罹患し、いまだ体調不良で数々のイベントへの参加を軒並み中止している。世間もわかってのことだろう、いまだマスクを外している人の方が少数派に入る。
何も新型コロナに限った話ではない。新型コロナも5類に格下げされたとはいえ、そこにはインフルエンザも同類としてある。単なる風邪だってこじらせれば大病へと変化する。遠征ともなれば少しの油断が命取りだ。精神的ダメージを負って参加を取りやめた知人だっている。
そこまで含めたうえで改めて言う。無理をしてまで行くな。
イベント運営に関して
ふらふらとした運営サイド
イベント以前にYouTubeチャンネルの入り口として、インスタとツイッターの両方が運営されていることは周知の事実だが、インスタしかしていない参加者、ツイッターしかしていない参加者もいる、ということをまず頭の中に入れておかなければならない。その上で、ツイッターに比重を重く置いている私の目線で話をしていきたい。
昨今取りざたされているのはマスクに関しての話題だ。これに関してはインスタのストーリーズでまず話にあがり、そこからツイッターに話が下りてきた。「マスクはしなければならないのか」という質問に対し、結論から言ってしまえば「マスクはしなくてもいいが声出しはNG」という答えが出た。その答え方があいまいだと、ツイッターで議論になっている。
そもそも、イベントについてのQ&Aはお花とプレゼントについての話から始まった。お渡しはOK送付もいいよ、というところから始まってはいるが、内容は「添付画像1枚」である。これが4月15日の話だ。
そこから「お花の大きさは?」(=フラスタはOK?)、「住所が違うみたいなんだけど…」という質問に対し、リプライという形で答えている。これでは参加者に十分な情報がいきわたるはずがない。
19日には「1部と2部に違いはあるの?」という質問にツイートで答え、23日にフラスタのサイズと回収時間、プレゼントの内容をツイートしている。公式グッズに関しては5月14日に発表があったものの、支払方法や座席番号の入れ忘れについての問い合わせもリプライで返している。
インスタに関しては、インスタ出来た質問を返した内容をまとめたのが今月中旬(今見たら1週間前の表示)である。それをまとめたという投稿すらなかったような記憶がある。いつの間にかプロフィールページにあるだけで、それもグッズの内容についてが大多数である。
裏で動く者
このイベントの運営ツイートに関し、いち早く裏で動いた者がいる。4月15日にフラスタについて確認し19日に回答を得て、19日にプレゼントの内容に関して確認し21日に回答を得た。公式の発表より早く情報を得た形になる。
私だ。kaguyaさんへのリプライからフラスタが送れることを把握し、サイズを確認した。その回答への返事に付け加えて、プレゼントの内容について(ここ和さんのココアを送りたいけど…と)質問を投げかけた。フラスタ先とのやり取りで、フラスタのサイズについて、より正確な情報も確認した。
先ほども言ったが、表でやりとりするのは大変だろうと思いDMという形で運営に問いかけた。情報を先取りする形になる、良い顔をしない人がいることも承知の上である。しかし、質問をしないでバタバタしてしまうのは果たしてどちらになるだろう。両方だ。運営も困れば参加者も困る。その仲介役として、イベントに長けたものがいるのは大事なことではないだろうか、決して自分の行ったことを肯定するわけではないけれども。
フラスタは現地の内見で、プレゼントは事務所に確認して、それぞれ回答を得たとのことだ。漠然とした内容を初めて参加する人でもわかりやすくかみ砕いて説明するのは運営の仕事ではあるが、運営がぼやけているならば、そっと裏で参加者側からつつくことも、大事ではないだろうか。
イベント参加に関して
マスクはしておこ?
閑話休題。マスクに関してだが、イベントマネージャーの長島さんのツイートを引用する形で、私はマスクの着用を勧めた。
初段でも話したが、制限が緩和したからとはいえ、新型コロナに感染するリスクがガクッと下がるわけではない。それで下がるなら医療従事者サイドとして苦労はない。制限緩和がGW前後になるというニュースを聞いてから、感染人数は上がるだろうなと思っていた。案の定、表に出ないだけで、都の感染者数は増えているようだ。
かと言って、私見ではあるが、マスクの着用を義務化すべきだとは考えていない。マスクが肌に合わない人が少なからずいるといった話は、制限が緩和されるだいぶ前から話に聞いている。私自身マスクをするのは息苦しくてイヤである。公式でも話に出ていたが、政府が義務ではないと言っている以上、マスクをしない権利も当然出てくる。今まで通りマスクをしろと一律に言うのは、これもまた少しずれた話になるのだ。
何度も言うようだが、感染リスクが少なくない以上、マスクはした方がよいと思う。これはメインである小原さんを含めた運営サイドに限らず、むしろより密である参加者間での感染を防ぐためだ。ただ、マスクをしていない人を非難するのは、筋違いという話になるだけの話である。
プレゼント、もう買った?
プレゼントに関しては公式(という名の事務所サイド)からNGなものが出ているが、もしこれから「プレゼントを買おう」という人がいたならば、少し待ってほしい。
プレゼントに関しては公式の第一報で、送付する場合は当日の午前中、持ち込む場合は当日の午前11時から受け付ける、と書かれている。ただ、それだけではない。見落としがちだが、贈られたプレゼントは「展示したうえで後日小原さんにお渡しする」ということは重要なことだ。
言葉というのは不思議なもので、「プレゼントを展示する」と言われてしまうと、つい「大きなもの」を想像してしまう。それこそ、展示されるくらいの大きさのものを持っていかねばと。ただ待ってほしい。このイベントに、どれだけの人が参加するか、である。
フラスタと贈り物は同じスペースで飾られる。ただ、そのスペースは決して広くはないと公式から聞いている(DMで)。その中で、どれくらいの人が、どれくらいの大きさのものを持ってくるのか(あるいは送付してくるか)。事前情報はNGなものだけである。
さぞ慌ただしいことになるだろう。そうでなくとも正午には開場し、グッズの物販や受け取りが始まる。13時開演と少し開演までの時間に余裕はあるが、イベント初参加の人も多数いる。ましてや運営側としては初めてのイベントである。どれくらいごった返すかわかったものではない。
プレゼントは義務ではないし、手紙を一通出すだけだっていいのだ。それこそ飾られなくたってかまわない、本人の手に渡るのならば豪華である必要はない。むしろ大きなものを多数贈られる立場で考えてほしい。
生配信でも時折話題に上がるが、スパチャでお金をかけて読まれるものもあれば、普通のコメントでも拾ってくれるものもある。お金をかければ必ずしも認知度が上がるとは限らないのだ。
次につながるイベントになるために
冒頭でも話したが、イベントに関わる人はすべて参加者である。「こはらのへや」は今回が初イベントになるが、メンバーシップ限定のスタンプは48か月分もある。今回以降もイベントは断続的に開催されるだろう。すべてとまではいかないが、参加者の大多数が楽しいというイベントであることが重要だろう。
企画内容までは発表されていないが、円形のホールで開催される内容がいまいち見当がつかない。ならば、企画内容以外の所でも楽しい思い出にすることが大事である。
両部参加する人もいれば、片方だけの参加の人もいる。なんならイベント後に黒縁メガネさんが主催する打ち上げには30人も参加する。けしかけといてなんだが、30人で囲むすき焼きの想像がつかない。
話はそれたが、小原さんのイベントに初めて参加する人は多い。そのイベントが良いイベントになるよう、運営は慌てるべきではないし、イベント経験者は時には引くことも大事であろう。そして、フィードバック、参加した感想を運営に送ることも、次につながる重要なステップである。
だからこそ、あえて言わせてもらう。「楽しいイベントにしよう。」
余談
私が主導している企画として、フラスタとミニフラワードレス、寄せ書きがある。
フラスタとミニフラワードレスは同時並行していて、賛同の締め切りは終わったが、先に立てた企画であるにも関わらずkaguyaさんには賛同者の数で大きく水をあけられてしまった。多分これだけはこれから先も勝てないだろう。
とはいえ、ただで転ぶわけではない。今回のフラスタはのぶちぃさんの力を得て、「ハイタッチできるフラスタ」として仕上げた。冬のおおここはらちゃんだけでなく、春のおおここはらちゃんとも写真を撮れるようなフラスタにしている。「衣装にお金をかける」とは文字通りのことである。これは運営サイドにも「周りに迷惑が掛からないように」というところで了承を得ている。楽しみにしていてほしい。
ミニフラワードレスに関しては、これは完全に贈答用である。フラスタ企画で得たお金はこちらには流れない。正確には流れるほどの金額が集まっていない、だが。こちらものぶちぃさんのイラストとともに、展示される予定である。
寄せ書きについては、展示ありきというところで目についたものだ。いざ手紙を書こうとしても、なかなか筆が進まないのはよくあることだ。こちらは参加費無料で本日いっぱいまで受け付けているので、どんどん参加していただければ幸いである。
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