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千林大宮, 2022
眠い、しんどい。
朝早めに起きて仕事。15時まで働いて上がり。でないとやばかった。立ったまま寝そうだった。体が悲鳴を上げている。心はよく分からない。
やらねばならない、ねばならない、ねばならない…
心も擦り切れてる気がする。あと数ミリずれたら崩れてしまいそうだ。
自分のための時間を少し入れよう。
別の用件があったが諦める。銀行に寄らないといけなかったので疲れた身体を引っ張って千林商店街へ。
…むしゃくしゃして、なけなしのお金でグリルシマダの上コロッケを買う。
100円。
おばちゃんが熱いから気をつけてね〜と言って手渡してくれ、涙が出そうになった。
歩きながら頬張る…おいしい。隣の公園では子供たちが無邪気に遊び、大人は夕飯を買いに出かけていく。
給料日前の銀行は混んでいた。
けれど不思議と苛立つことはなかった。
家に帰ったら疲れが全部出た。もう今日は何もしない。木曜には大事なライブ。生活。発泡酒。曲ができかけたけど形にするのは明日にしよう、映画を観る気力もない。ラーメンを食べながらレイモンドカーヴァーの短編を読む。どうしようもなさに癒される。
したいことがたくさんあるのに身体と時間が追いつかない。随分遠いところまでやってきた気がする。まだまだこれからだ。