【うつ病と生きる】趣味のこと
うつ転した時は、ジタバタせずに、浮上する時を待つのが一番。
社会はなかなかそれを受け入れてはくれないので、仕事をしているとそうもいかないのですが。
私は病気なのだから仕方がありません。
後ろ指さされても、冷たく非難されても、自分のことは、自分でしか、コントロールできないのだから。
それでいいのです。
いえいえ、開き直っているわけでは、ないのですよ。
そんなわけで、うつ期にしている趣味のこと。
一つ目、音楽🎵
セカイノオワリさんをたくさん聴いてます♬
『死の魔法』『銀河街の悪夢』の
エンドレスリピート、落ち着きます。
本当にその通りなんです、セカイノオワリさん、どうしてこんなに、詩的に素敵に代弁してくださるのですか。
私も、ぎなぎなと生きてきた過去、愛おしいほど、大切な思い出、たくさんあります。
これからやりたいこと、子どもたちの未来、見ていきたいもの、たくさんあります。
それなのに、今動けずに立ち止まってしまう自分を、どうして好きにはなれないのでしょう。
早く、浮上してくれないかな。
そのうち、浮上するよ。
では二つ目。読書📖
恩田陸さんが、大好きです。
その時その時の気分で、今回はどの恩田陸さんの世界に浸ろうかな、と背表紙を眺める時間も好きです。
恩田陸さんの素敵過ぎるところは、ジャンルの幅が広いところです。
ミステリー、ホラー、ファンタジー、歴史、伝説、、、カテゴライズできない作家さんなのでしょうか。偉そうことは全く言えないですが、新しい本が出て、読むたびに、今回はこちらできましたか!という楽しみ方がしたくて、帯や本紹介のチラシを読まないようにしています。
今は、回り回って『理瀬シリーズ』の『麦の海に沈む果実』をゆっくり読み返しています。
恩田陸さんって、あからさまな恋愛話を書かないところも魅力の一つだと思っていて、この作品も、理瀬と黎二の、お互いに自覚なく意識している淡い恋心が、胸にキュッときます。
可愛いなぁ。
穢れがないっていいなぁ。
でも、登場人物たちは不穏な何かを心に隠しながらお互いを詮索することなく、澱みの中を微妙にバランスをとって過ごしているのです。
その不安定さが、なんとも落ち着くのです。
私の不安定さは、この登場人物たちのように、聡明さや外見の綺麗さとのギャップ所以のものでは、全っ然ないので、はなはだおこがましい!のですけどね。
今日はここまで。
音楽聴いて、本読んで。
年内には、浮上したいな。