30代後半からの、IT業界挑戦記 ③ 今と昔、そしてこれから
30歳後半無資格未経験エンジニア、村助です。
前回は初日の待遇がどんなもんだったかを書いていったので、今どんな事をやってて、これからどこを目指しているのかを書いていこうかと。
一番最初の記事でもサラッと触れていたが、基本的には未経験でも出来るような簡単な仕事を任されている。例えば、データに漏れがないか確認してそれをExcelで一覧にまとめるといった具合だ。ファイルの量は多いが、多少Excelのショートカットを理解している人であればサクっと終えられる程度の仕事。
正直に言って焦る。このままやっていて実績は何か積めるのだろうか、40を目前にして、こんな事でいいのだろうかと。しかし、未経験から出来る仕事といえばこの程度なのだろう。
そこで、考え方を変えた。折角簡単な仕事しか回ってこないのであれば、
爆速で作業を終わらせ、余った時間を勉強に使おう、と。
そこで、依頼された作業内容は必ず3時間以内に終わらせる事を心がけることにした。勿論無理はせず、質を最優先にしながら、である。
ただ受けた依頼を何も考えず取り組んでいるだけでは絶対に3時間以内には終わらない程度の作業量ではあるので、どうしたら効率よく正確に終わらせる事が出来るのかをひたすらに考え抜く。そして、作業終了後は指揮命令者へ即時報告し、次の作業依頼が来るまでの間を勉強時間とする。
今勉強を進めているのは、VBAエキスパート スタンダード。何故これをやっているかというと、折角前職でVBAをいじり倒してきたが、そのスキルの証明となるものを持ちたいと考えたからだ。
さて、とりあえずの目標は抑えたものの、実際これからどうするか。
将来的に自分がどうなりたいのか、この一週間自問自答してきた。
開発エンジニアになるには、とか色々調べてきたが、何を見ても無資格未経験で30後半から開発エンジニアは無理、というような内容ばかりで気が滅入る。
こうなればあとは信じられるのは己自身。
他者に答えを求めようとした事自体が愚かだった、と自らを奮い立たせた。
そこで、これからの1年間の大まかな目標を立てる事にした。
まずはスキルの証明である資格取得を進める。
スタンダードは11月に受験し、その後12月には基本情報技術者を受ける。そして1月からは本格的にアプリ開発を始めようと考えている。
こんな計画通りいくはずがない事は私も承知の上だ。
これから私が行く道は、茨の道。
どうあったって、周りからの目は冷たくなるのは自明の理である。
であれば、多少の無理も通せないようでは話にならないではないか。
闘争心だけなら負けない。
あきらめる気も、引き下がる気も、投げだす気もない。
もう、踏み込んでしまったのだ、この業界へ。
これから私がどんな道を歩む事になるのか。
覚悟を決める為にも、こうして記録に残していく事に決めたのである。
同じ思いを抱いて戦っているんだな、と少しでも共感して頂けたら嬉しい。
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