30代後半からの、IT業界挑戦記 ⑨ 未経験客先常駐の日常
未経験で就業先に就いた時、どんな日常を送るのだろうかと不安に思われる方もいるのではないかと思う。
多分私の日記を見に来てくださる方は、未経験の客先常駐ってどんな仕事あんの?何してんの?何させて貰えんの?っていう所が知りたくて来られる方が多いのではないかと思うので、就業開始から一か月経った今、私は毎日どんなルーティンをこなしているのかを紹介しようと思う。
以下、簡単なスケジュール。
6:30 起床 二度寝
7:00 起床 布団から這い出る
7:10 子供の朝食、着替え準備
7:20 出勤準備
7:40 出勤(車で30分)
8:10 駐車場到着 5分休憩
8:15 駐車場から出て職場へ(徒歩6分 階段数階上り5分)
8:30 勤務開始 出勤記録
9:00 作業指示確認(指示が無ければ待機)
12:00 昼休憩 同期と休憩室にて情報共有
13:00 午後の部開始
17:20 作業報告
17:30 退勤
17:40 駐車場到着、運転開始
18:00 必要時、スーパー寄って食材等購入
18:30 帰宅
こんな毎日を送っている。
基本的には毎日の作業報告時に、当日の作業進捗と、翌日の作業内容を報告する流れで行っている。まだ1か月という事もあり、物凄い時間のかかる仕事は任されず、一日で終了する物が殆どである。
作業内容の種別はこんな感じ。(身バレ防止の為、フェイク入れてます)
メイン
・対企業向けの配信データファイルリスト作成
・システムテスト
・エラーの修正内容まとめ(簡単な物)
サブ
・マニュアル修正
・指示書作成
ここまで仕事をしてきて、一言に「開発」といっても様々な作業があるんだな、という事を理解した。
入職時に想像していた「開発」は、PCに向かってひたすら仕様書に沿ってコードを打ち込んでいるプログラマーっていうイメージだったのだが、それはあくまで「開発」業務の中の「プログラム」に過ぎない、という事。
開発業務には、「舵取り役」と「実働隊」がいて、プログラマーはその「実働隊」の内の一つ。プロジェクトマネージャってのが「舵取り役」になるんだな。そこから実働隊へ指示が飛び、「プログラム」だったり、「相手企業へ説明」だったり、「システムテスト」だったり、「仕様設計」を行っていくような流れなんだろうな、と認識した。別に誰から説明受けた訳でもなく、日常業務から何となくこういう事かな?っていう想像でしかないので、間違っていたら是非指摘してください。
まあここら辺は恐らく企業ごとに全く違うんだろうけど、少なくとも私が常駐している所ではそんな感じで開発が進められているようだった。
だから、広義で言えば私も今「開発業務」に携わっていると言えるのではないだろうか。プログラムとかはしてないけど。指示書は作ってるし。
作っているとはいえ、必ず指揮命令者の方やさらに上の方にチェックして貰ってGoサインが出ない限りは次に回らないみたいだけども。
指示書作成の依頼が来る度、冷や汗ものだ。
だって、その指示書作成のためには今開発しているソフトの仕様をある程度分かってないといけない(どこをどのように変えるのかを具体的に指示を出さなければいけない)から、毎回必死に実際にアプリ動かしながらこの指示内容はどこの事を指しているのか確認し、飛んできた指示の内容を自分の言葉で書き直して、こういう事でいいんですよね?って確認取ってから作成を始めて…と、とにかくひたすら確認、確認、確認なのだ。
普段からあまり日常的なコミュニケーションを取りにくい環境にいる私にとって、かなりの負荷がかかるのは言うまでもない。しかも口頭ではなく、複数の社員が見ているChatツール上で質問する事になる為、気軽にホイホイ質問出来るような感じではない。その為、私は発言する前に一旦メモ帳を開いて、聞きたい事を箇条書きで書き出して、それを質問文に変換した後にChatツールへコピペして質問するようにしている。そうしないと書き途中で送信しちゃってめっちゃ恥ずかしい想いをする可能性があるからだ(5敗)。
とにかく今このコミュニケーション面が大いなる課題となっている。
私の置かれている環境が、気軽に雑談を展開できるような環境にない為、関係性を作りにくい事もあり、何とも孤立感が凄いのだ。
実際にSESの社員との面談の際に今私が置かれている状況を説明した所、「うわぁ…」って顔をされた事から考えて、今の状況は普通ではないのかもしれない。
早く面談の時が来てほしいと切に願う。
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