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30代後半からの、IT業界挑戦記 ④ 私の業務に名が付いた
ITエンジニアと言われて、皆さんは何を思い浮かべるだろうか。
まず初めには、恐らくみんな「プログラマー」が思い浮かぶのではないだろうか。かく言う私もそうだった。
ぶっちゃけIT業界に来る前は、IT企業に勤める人は大体5つに分かれる程度かと考えていた。
仕事を取ってくる「営業」
営業が取ってきた案件を元に開発を進める「プログラマー」
プログラマーを束ねる「システムエンジニア」
会社の経営方針を決め、舵を取る「経営陣」
給与計算とかもろもろの事務を行う「総務」
ITエンジニア=この中の、「プログラマー」「システムエンジニア」あたりだと思っていたのだ。ろくに業界研究もしなかった事がよくわかる。
実際の所、SESで謳っている「ITエンジニア」は、上記二つと同じ物ではない。言ってみれば、「PCを使ってIT業界の雑務を請け負う者」と言った方が正しいのではないだろうか。というか、多分ぜーんぶひっくるめて「ITエンジニア」にまとめてる気がする。だから、未経験でも誰でも「エンジニアになれる」は全く嘘ではないと思う。
ここ2~3週間の間に請け負ってきた仕事は、まさに上記に沿ったようなExcelを使った単純作業だった。どんな職種ですか?って聞かれても「う~ん…ITエンジニアだね…」と答えるしかなかったと思う。雑務すぎて「これ」っていう名前の付くような仕事じゃない。
ところがそんな中、今週に入ってから、仕様書を見ながらシステムのテストを行う作業がやってきた。これは…まさか…開発プログラマーの登竜門と言われている、あの「テスター」ってやつではないのか。
テスト計画書に沿って、一つ一つの作業が正しく動作するかを確認し、バグがあれば報告する…そうだ、聞いたことがある内容と一致する。
という事は、私はこれから「テスターだよ」って名乗れるって事ではないだろうか。いやもう勝手に名乗らせてもらう。私は今テスターをしています。
ただここから開発に進めるかどうかは全くわからない。近々営業さんと面談が入る予定だから、そこでこれからの事は相談しようと思っているが…。
まあとにかく、やっときちんと実績として話せるような仕事がやってきた。しっかり目先の仕事を丁寧にやり遂げて一歩ずつ進んでいこうと思う。
…ちなみに初のテスト作業で4桁くらいある作業中、10個くらいバグが見つかりました。多いのか少ないのかわからん。