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ワーデルグレイ イージースウィング

 ワーデルグレイは1921年オクラホマ州生まれ。州都および最大都市はオクラホマシティ市であり、タルサ市がそれに続く。
州名はチョクトー族インディアンの言葉でokla と hummaを合わせたものであり、「赤い人々」を意味する。1907年11月16日に元のインディアン準州とオクラホマ準州を合わせて合衆国46番目の州になっており、当初は全米のインディアン部族のほとんどを強制移住させる目的で作られた州である。そのため、他の州に比べ、インディアンの保留地が非常に多い。

ワーデルグレイは、わずか34年の生涯を全力で駆け抜けました。



ワーデルグレイのサックスは音の出し方が爽快です。聴いていてスカッとするし、そのロマンスも決して甘ったるいだけじゃないです。


一曲目はバラードから始まります。ロマンスに浸り気持ちいい演奏です。二曲目もバラードですがこちらの方がセンチメンタルな音色で楽しませてくれます。ピアノもとても美しいし、ピアノが終わりグレイのサックスが入る瞬間に私は心を打たれました。


三曲目イージーリビング。こちらもバラードとなります。またしてもピアノとの相性が抜群なのです♪こんな美しいジャズバンド、生で観たいなぁ。


四曲目のサウスサイド。陽気に響くサックスがとても爽快です。アップテンポなバンドの演奏が気持ちいい!


ツイステッドという曲はグレイの演奏力がフルに表現されていると私は思います。グレイの人気ナンバーです。


トークオブザタウン。グレイの抑え気味のサックスとバックミュージックがマッチします。個人的にはこの静けさにグレイのサックスが合わさると無敵ではないかなと思うのですがいかがでしょうか??


ストーンドのサックスは少しつよく、少し甘く、少し優しげなプレイになっています。ピアノもそれほど主張しません。落ち着いた演奏で好感が溢れます。

アルバムを通して聴き心地の良いピアノとキレのあるサックスがコラボしてくれる最高の音楽が楽しめます。

まるでサックスとピアノが高級レストランで愛を語り合っている様な。。

むふふ

ではではまた近いうちに

出典 JAZZSAX  原田和典 監修

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