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JAZZレビュー デュークジョーダン フライト トゥ デンマーク
1922年4月1日生まれのJAZZピアニスト。1959年に渡欧。奏法は次第にダイナミックさが加わり、後期からは基本的に叙情的になる。それは本作を聴けばわかります。そのせいかマニアから初心者までJAZZ必聴アーティストとなります。
出典
美しいピアノプレイという言葉が似合うデュークジョーダン。一曲目からそれに違わぬ演奏。問題ないよと軽く言ってくれるジョーダンが頭に浮かびます。高音域を繊細に使い、素晴らしいプレイになっています。
ここは雨だよとジョーダンの暗いピアノが響く。一曲目とは全然違う繊細さだが、こちらももちろん美しい。ジングルベルのリフを入れたりするところも好感が!またこの曲の感受性には脱帽である。
四曲目のグラッド アイ メット パットでは喜びに溢れたジョーダンの笑みが溢れている。素晴らしい。
六曲目、ジョーダンは海の深さに思いを馳せる。深い深い海の底まで辿り着く。ジョーダンのロマンは限界がない。
そしてタイトル曲であるフライトトゥ デンマーク。ジョーダンの軽やかなウキウキ、ワクワクが伝わってくる。
ラストナンバーのjordu。軽快なピアノが心地よい。
感受性が豊かで困っている方に向いているかもしれません。
ではでは
出典 JAZZ PIANO 原田和典 監修