mimicというAIイラストレーターが話題になっているので
こんばんは。AIイラストレーターの登場でイラストレーターさんが自身の作品を他人にアップロードされるというリスクがあるということでTwitterで話題になっていたので、ちょっと思いついたことを殴り書きしてみる。
※ あくまでも個人的な考察です。
自分がmimicの運営元であれば目的はたくさんのイラストレーターさんに登録してもらう(もちろん他人の無断アップロードではなく本人から)である。と考えるとイラストレーターさんを敵にまわすのはどう考えても得策ではなく、味方につけたいだろう。
手っ取り早く味方にする方法は「敵の敵は味方」という考え方。つまりイラストレーターさんからすると無断アップロードする人は敵なので、運営元は無断アップロードする人の敵にまわればいいということになる。サーバーに画像情報をアップロードするということは画像データはサーバー内に残るし、イラストレーターとアップロード画像が紐づくので、アップロード者とも当然ながら情報としては紐づくことになる。
AIで画像解析をしているのだから、サーバー内にある画像ファイルに同じものがあるかどうかを解析することもできる(今できなくても機能追加できる)と推測できるので、イラスト作成の次に無断使用されているかの検出機能をリリースすると、無断使用されたくないイラストレーターさんは登録する理由ができることになる。理由があるというのは登録する動機づけになるということだ。
今回話題になっている感じでは敵の存在は既にイラストレーターさんは感じているように見受けられる。たぶん今回のアプリがリリースされなくても、いずれは類似したサービスは出てきそうな状況ではあったので、個人的にはサービスが乱立するよりは一つのサービスに集中した状況になって、そのサービス内で不正検知できる状況がイラストレーターさんには都合が良いようにも思った。サービスが分散していると同じような不正検知機能があったとしても複数サービスにイラストレーターさんが登録する羽目になったりしてしまうのではないかなと。