ケアマネ日誌 号外

福祉職に就く人や保育の仕事に就く人は「聖人君子でないといけない」みたいな風潮が学生の頃はありました。誰が言い出したんでしょうね😅今もどこかそんな風潮があって「あんな大変な仕事して偉い」みたいな事言う人がいるけど・・・人間ですので失敗もします。病気もします。自分の人生で挫折だってしましたし判断を誤った事をして痛い思いもしました。でも失敗や苦しいと思った事を経験して積み重ねてきた方が、本当の「痛み」がわかるから、そんな人と一緒に仕事して高めあいたい、上司にそんな人が当たるなら経験を聞き「次、自分ならどうする」って言うのを考えたいと思っています。
実は福祉用具を初めたばかりの頃がまさに近い状況でした。売り上げの話をするけど聞き流してもらって良いから「利用者第一」でみてくださいと言われました。その中で全く仕事がわからないのでメモ帳持ってずっと上司の後ろをひっついていました。そして教わる中で「ここまでできるのが普通の福祉用具専門相談員」「この先、こういう事ができるのが一歩進んだ福祉用具専門相談員」と常に見本を見せてくれ、自分に学びの時間をたくさんいただいたのを、もう十数年経ちますが、用具を触るとよく思い出します。そんな中で仕事の流れを覚えて、自分の形ができて、それがやがて今のケアマネの仕事の流れに進化、変化して行っているんだろう・・・・と思っています。話の合間合間に出てくるのが「過去の失敗」や「問題になった事」。これってあの時の事思えば「自分が悩んだり」嫌だったりした事だったんじゃないかとも思えてきます。それが自分にも経験があったから教えがすんなり染みつき、自分の形になって言っているんだろうと思います。
でもケアマネになって思う事。特に今の事業所で思う事、「ケアマネは聖人君子でなければならない」って事。失敗しながら一緒に学んでいく事は完全に否定され「失敗」「ミス」は絶対に許されない空気が充満しています。これで新しい人迎えるだって‼️・・・人事には興味関心の無い自分でもおかしな状況です。もしかしたら今、新規依頼が全く来ないのもこれ関係あるのではとも思えています。「こういう失敗があるからこうしたら良いよ」・・・の類の言葉ってそう言えば1度も言ってもらった事無いですね。自分のモニタリング訪問なんて同行させたら・・・・根拠根底があっても意にそぐわないとおそらく1日中怒られっぱなし🤣新規依頼が全く来ないので、こんな同じ思いをしてまでケアマネってするの?と自分より登録番号が大きい新人が悩まない様にこっそりマニュアルを作ってもいるのですが、作ってる自分も時々「何してるんだろう?」と結構負のエネルギーに飲み込まれてもいます。 中の体質をその時々に合ったものに変える・・・変えるエネルギー
どこから出てくるのだろう、体制体質=その事業所の根底だったり規則、変えるエネルギーまではないなー
#居宅介護支援事業所
#介護支援専門員
#ケアマネージャーさんと繋がりたい

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