女の子だもんね
※この記事は愚痴です。あんまり見ても楽しくないです。
先日、会社の先輩(女性)から「そのポーチ可愛いね!やっぱり女の子だから花柄とか選んじゃうよね~」と言われた。
先輩はたぶん何の気なしに言ったんだと思う。でも私は「女の子だから」とかそういった性別を前面に押し出してくる言葉が大の苦手なのでちょっと嫌な気分になった。
このポーチはちょっと控えめな花柄が上品で好きだなと思って買ったからで、「私は女の子です。だから花柄のポーチを買います」みたいな英語の教科書みたいな動機では買ってない。
私の性別は身も心も女だけど、こうも性別を出されるとなんだか自分の感性を否定されたような気がする。
そういえば、大学時代の同期にことあるごとに「女の子だもんね」を言ってくる子がいたな。
頭が良くて、運動神経もよくて、普通の家庭で育った普通の大学生にも関わらず、毎日全身ZARAコーデの可愛い女の子だった。
その子とよくウィンドウショッピングに出かけ、その先々で
「ゆるしちゃんもやっぱり女の子だから、スカートとっても似合うよ!」
「ウィンドウショッピングって女の子の特権だよね、ゆるしちゃん」
と言ってくる。
………??
当時毎日7年着てるユニクロパーカー+10年着続けてるデニムパンツのガサツヤローがスカートを履いたのが、彼女にとっては嬉しかったのかもしれない。私もスカート悪くないかも……と思ったりした。でも「女の子だから似合う」ってなんだ?実は褒めるところなかったのかな。それにウィンドウショッピングは男性にも与えられてる権利だと思うけど……。
価値観が端から違い過ぎるんだろうなあ。休みの日はお母さんとお菓子作りしたり、可愛い雑貨屋さん巡りしているような子だったし。
思い返せば、ほぼ初対面の時に言われた「このネイル可愛くない?」も、当時の私は「爪に色がついてるだけやんけ」と思っていたような……。もうちょっと興味もとうね私……。
一緒にいればいるほど、その子が発する言葉に対して違和感が大きくなって、大学卒業と共に縁を切った。
ごめんねこんな薄情者で。
元気にしてるのかな。まだ全身ZARAなのかな。もう結婚して、子供とか産まれてるんだろうか。
でももう会いたくないな~。
そんなここ数日でした。