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御言葉の黙想 詩編119編19節ー20節 2024年7月23日

本文:
私はこの地では寄留者です。/あなたの戒めを私に隠さないでください。
私の魂は、やつれ果てるほどに/いつもあなたの裁きを待ち焦がれています。

黙想:
119編ヘブライ語アルファベット3番目、ギメルの歌。

詩人は主の報いと裁きを待ち焦がれ、やつれはてている。しかし、それは今隠されている(119,19)。
神の法は人間の感覚では捉えきれないので(119,18)、聖霊が働いてくださる必要がある(コリントの信徒への手紙一2,11)。
20節を「この地では寄留者」と訳すか、「地上においては寄留者」を訳すべきか。翻訳によって解釈は異なる。
私たちはこの社会において寄留者であり、同時にそもそもこの世界において寄留者である。それゆえ、この世の権力者たちに蔑まれ、非難を受ける。しかし、私たちは神の法に思いをはせる(119,23)。
主の契約は私たちの喜びであり、弁護者であるからだ(119,24)。

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