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御言葉の黙想 マタイによる福音書20章15節ー16節 2024年9月7日

本文:
自分の物を自分のしたいようにしては、いけないのか。それとも、私の気前のよさを妬むのか。』
このように、後にいる者が先になり、先にいる者が後になる。」

黙想:
すべては造り主が決めることである(ローマの信徒への手紙9,20)。後の者が先になり、先の者が後になるのが御心であるなら、それに逆らうことはできない。
それぞれ神に許されている分に、忠実に献身することが、造られた万物が取るべき姿勢である(詩編119、91)。

人間は、「神は不公平だ」と抗議する。しかし、そもそも万物そのものが主のものであるのに、万物が主に請求できる権利はない(ローマの信徒への手紙17,25)。それでも、主は約束を守られる方である(20,13)。
人間の基準で神を計るべきではない。神の基準で万物を計るべきである。

したがって、主イエス・キリストにある私たちは皆、神の相続人である(ローマの信徒への手紙8,17)。神がお決めになったことを人間が覆すことはできない(ローマの信徒への手紙8,33)。

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