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御言葉の黙想 ガラテヤの信徒への手紙6章14節 2024年9月12日

本文:
しかし、この私には、私たちの主イエス・キリストの十字架のほかに、誇るものが決してあってはなりません。この方を通して、世界は私に対し、また私も世界に対して十字架につけられたのです。

黙想:
パウロの論敵は割礼主義者たちであった(6,12)。しかし、彼らは律法を重んじるように見えて、自らは律法に従わない人々であった(6,13)。割礼という「見える徴」がもたらす自負が、彼らの誇りの根拠である。

しかし、私たちは肉ではなく霊に注目すべきである。イエス・キリストの十字架の業は滅びゆく者には愚かさであるが、私たちには神の力である(コリントの信徒への手紙一1,18)。私たちはこれを誇る。

自分の力に頼れば、敗北するしかない人生であるが、私たちの代わりに主イエスが戦ってくださる。人間関係、富と名誉、たとえ命を失っても、必ず万軍の主が勝利する(詩編46、ヨハネによる福音書16,33)。主イエスを信じる者は永遠に生きる(ヨハネによる福音書11,25)。

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