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piccolotakamura
御言葉の黙想 士師記11章7節 2024年8月31日
本文:
エフタはギルアドの長老たちに言った。「あなたがたは私を憎み、父の家から私を追い出したではありませんか。困ったことになったからといって、今なぜ私のもとに来るのですか。」
黙想:
普段は蔑み遠ざけたものも、困って必要となれば求める。このような図々しさは、人間に普遍的に見られる性質である。
ギルアドはアンモン人に虐げられ、領土の割譲を求められた(11,13)。そして、力が必要になった時、かつて見捨て追い出したエフタに助けを求めた(11,6)。こうして盗賊ギルアドは彼らの領導者になる(11,10)。
神の霊に満ちたエフタはアンモン人を打ち砕くが(11,29.11,32)、緊迫した場面において、主の御前で軽々しく誓いを立ててしまう(11,30)。このことは私たちに大きな教訓となる。
主が言われたように、決して誓ってはならない(マタイによる福音書5,34)。すべては主の摂理の下にあるからである(マタイによる福音書5,36)。