見出し画像

将来したいこと

住人十色

僕の好きな番組に住人十色という色々な人のおうちを紹介してくれる番組があり、いつもよく見ているんだけれど、今回何が好きなのかを考えてみた。

どのような回が好きか

どのような回の時に特にワクワクするかと考えてみた。
おうちにはそれこそ十人十色なお家が紹介される。

  • 都会のお家で、内装にこだわったお家

  • 都会のお家で、緑や自然を感じられるお家

  • 都会から少し離れた場所でその土地の自然(海や山)を感じられるお家

  • 田舎でキャンプなどの趣味と両立するお家

  • 田舎に移住して始めた暮らし

大きくは都会、都会から少し離れた自然豊かな地域、田舎への移住暮らしの3つに分けられるような気がする。
特に僕が心惹かれる回は、後の2つ、特に最後の田舎への移住暮らし。

そこで最近一軒家のことを考え始めた理由を考えていてその理由の一助となる気づきを得た気がしたから考察してみる。

僕がマンションでなく一軒家がよいかと考える理由

僕は今まで30年間マンション暮らしだ。親戚の一軒家に行くと少し心が躍る一方、泥棒に入られたらどうしよう、、などあらぬ心配をしたりしていたわけだが、そんな僕がなぜ一軒家が良いと思うのか。

どちらかといえば消去法的な考えで、マンションだと構造がある程度決まっており、リノベーションをすればいいという考えもあるけれども、それでもやっぱり限界があるんじゃないかな、と思ってしまっていること。

もちろんリセールバリューなど考えると、一軒家よりもマンションのメリットもあるのは何となく思うところなんだけれど、やっぱりマンションにずっと住むのは、なんだかなあ、、という気持ちがある。

でもこれはあくまで消極的な理由で、積極的に一軒家がいいと考える理由はあるだろうか?と考えてみた。

一軒家が良い積極的な理由

ふと思い返してみると、すぐに積極的な理由が思い浮かばず、最近少しもやもやしていた。一軒家を購入するにも当たり前だが大きな出費になるので、賃貸マンションでなくどうしても一軒家が欲しい!という理由が自分の中にあるかどうか、が大切だと思う。当たり前だけれども。

その中で住人十色を見ていて思ったこと。
それは

一軒家が欲しいというわけではないのではないか? ということ

ん?

自分のあこがれる生活のためには一軒家が理にかなっている?

今は医師として生活をしていて、自己の経験を深め患者さんのためになることもできているかもと思いながらも、自らの経験不足を不甲斐なく思う、成長と挫折を感じながらも、満足のいく仕事ができていると思うし、今後も続けたいと思う。

その一方で、では今の朝早く夜遅く、当直やオンコールもある生活を50歳以上になっても続けたいか、というと難しいところである。

昨今働き方改革で、主治医制(患者さん1人に対して医師1人で担当)ではなく、休日はチーム制(患者さん1人に対してチーム数人で担当)に変わったりすることで夜間休日の負荷はやや減っているものの、どうしても主治医しか対応できないこともある。そのため自分の時間を切り売りすることは、もはや前提条件となっている。

自分の将来の働き方像を考えたときに、いまだモデルケースとしたい先達を見つけられていない。

そんな中でもうっすらある生活のイメージには、いつも自然豊かな風景が頭に浮かぶ。

海というよりは、山。
山の稜線がきれいに見えるような、
山肌まで開発が進み、住宅地からすぐに山の傾斜が始まるのでなく、
住宅地から開発されていない場所を経た先に山肌が始まるような
そんな風景が見える場所がよいな、と感じる。

菰野町に泊まった時には、まさにこんな感じだ!と感じた。

日常から自然に浸ることができて、ゆったりと心穏やかな生活をする。
キャンプや登山に気軽に行くことができて、子供ものびのびと過ごせるような場所。

そんな生活を実現するにはマンションではそもそも難しいと考える。
田舎のマンションではだめなのか?とうい疑問も湧いてくるが、
やはりマンションだと例えば庭で焚火したりできない、子供に庭で遊んでほしい、など果たせないことが多いと感じる。

あとは、孫ができたときに、帰れる田舎の一軒家があるってよいよね、とかも思ったりする。

一軒家で生活を始めたいタイミング

今は医師としての生活をやりがいがあると感じており、今の時点で上記のような田舎に暮らしたいかというと、まだ少し早いようにも感じる。

同じ家賃を払うなら早いうちに持ち家を、という考えも聞くが、そもそも減価償却やその他リスクを考慮すると、僕の場合早ければよい、というわけでもなさそうだ。

また自分の心の平穏のための購入なので、リセールバリューについても考える必要がないと考える。

子供の育つタイミング、医師として以外にも自分がしたい仕事があるかどうかなどもタイミングとしては重要になると思う。

今の生活

上記のような生活をするためには、今の生活(医局に入り人事で職場が決まる)ではどうしても限界があると感じる。

まあ自分で医局に入ることを決めたのだけれど、それはどちらかというと、医師30年するなら研究をしてみるのも悪くないかな、そのためには医局への入局という形になる、と思ったから。
医局での人事で動くと、同じ職場に固まらず色々な人に出会えて幅が広がる可能性があるともひいき目に考えたから。

選択の際に2つの大学のどちらかの医局にはいる、という選択のみしか挙げられず、市中病院でリクルート探して不安定ながら生きていく、という選択を挙げられなかった自分の責任なんだけれど。

しかし今までしっくり来なかった医局入局、の根っこの理由が、将来の生活が、大学で上り詰めたり市中病院で部長になって、、、などの一般的なルートがずっとしっくり来ていなかったところにあると改めて気づいた。

そのために、今から将来医師と並行してできるような、医師という肩書だけに捉われないような生き方ができるよう、やりたいことを考えておきたいと、改めて考える。

自分がやりたいこと

医師とは離れて考えたときに具体的にどのようなことがやりたいだろうか?

自分は何か新しいことをはじめるときに、何がよいか考えるときには特にアドレナリンが出る体質だが(飽き性なだけか、、?、論文の考察考えるのも嫌いじゃない、、)、しっかり考えきることが得意ではないので、ブレインストーミングをしっかりする。

今までの人生を振り返ると知らない人と人が出会い、何かが生まれるタイミングが好きだと、一人でヒッチハイクをしていた時に強く感じた。

人と人がつながるような仕事なんかは性に合っているかもしれない。
好きなことをやっている同士は自然と集まってくる。

自分の場合、ランニングをするにあたっていつも近況報告をしあう仲間がいて、飲みに行っても自然とその話ばかり、前向きな話にしかならず、とても楽しく感じる。
そのような経験って、この年になってあまり僕自身経験していなかったので、とても新鮮だった。

好きなことで人と人が集まり、仲間となれるようなこと

一つこれそスローガンに考えてみようかな。

尻切れトンボですが今日はここまで!
長い文章を読んでくださりありがとうございました!