【子育て】兄弟げんかに犬が効く?!
子ども達が小学生の頃、兄弟けんかが始まると、仲裁が大変でした。
彼らは3歳違い。殴り合いもありました。
ケンカに負けて悔しい思いをした弟の「八つ当たりの痕跡」が、今も我が家のトイレに残っています。トイレの壁の凹みです。
ケンカに負けた弟が拳で壁を殴った跡。
兄弟ケンカ仲裁の目的で飼い始めたのではないのですが、長男小6、次男小3の初夏の日、我が家にボーダーコリーがやってきました。
犬を飼うにあたり、子どもたちと約束したことは、「犬の世話は自分たちで行う」ということ。
口約束だけでは「約束を忘れて、やがて私が世話担当になる」ことは目に見えていたので、文書にして2人にサインさせました。
ルーニー(犬の名)がやってきたのは7月。
夏休みが始まる時期と重なったので、トイレトレーニングは彼らに任せました。
この夏、彼らはほとんど出かけず、子犬とずっと一緒でした。
秋になると、ルーニーも自己主張するようになります。兄弟2人がケンカを始めると、ルーニーは吠えてケンカを止めに入るようになります。
2人が言い争っていると、ルーニーもずっと吠える。吠え続ける。
次第にルーニーのうるさい声に負けて、2人は言い争いを止めるので
いつの間にか、けんかはなくなりました。
ケンカがなくなったのは良いのですが、一方で
「お互いが言いたい事を言わない」というこの状態。
「言いたいけれど言えない」は我慢、ストレスになりかねない。
「いいのかこの状態?」と新たな戸惑いを感じたこともありました。
この春の4月13日、次男の腕の中でルーニーは虹の橋を渡りました。
13歳と11か月、共に過ごしました。
現在、長男は26歳、次男は23歳。
私の子育て後半期は、ルーニーに助けてもらうことが多かったです。
犬は家族。飼う中で大変なこともあったけれど
ルーニーが、私たち家族のチームワークをより強くしてくれました。