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2024年ハーバード大学卒業式スピーチ『知らないことの力』が示す未来へのヒント

目に留めていただき、ありがとうございます!

はじめまして
匿名海外大生と申します𓍯*。゚

今日は、2024年、ハーバード大学の卒業式で話題をさらった、首席卒業生シュルティ・クマールさんのスピーチ『知らないことの力(The Power of Not Knowing)』についての記事を書かせていただこうと思います。

前提知識として、時系列を説明させていただきます。

1. 背景: イスラエルとパレスチナの紛争(2023年末~2024年)

  • 2023年後半から2024年にかけて、イスラエルとパレスチナ間の紛争が激化。特にパレスチナガザ地区への侵攻が国際的な注目を集めました。

  • アメリカでは、イスラエル支持派とパレスチナ支持派の間で意見が対立。大学キャンパスでは、学生が平和的抗議活動(特にイスラエルによって行われている、パレスチナ人に対する虐殺の停止を要求)を通じて声を上げる動きが活発化しました。

2. ハーバード大学における抗議活動(2024年春)

  • 2024年春、ハーバード大学では、学生がガザ地区でのイスラエルの行動に抗議するため、座り込みや旗を掲げる平和的な抗議活動を実施しました。

  • この活動に関連し、抗議に参加した学生の中には名前を公表される「ドクシング」の被害に遭った者もおり、個人の安全やキャリアに影響が及びました。(有名なものでいうと、世界の金融街が聳え立つウォール街のいくつかの大企業の人事の方が、この抗議活動の参加者の名簿を要求したことが知られています。)

ハーバード大学でのプロテスト 「College Students Who Protested and Those Who Didn’t Share in Disappointment at Response from Schools」. NBC News, 2024年5月18日

3. 抗議活動への大学の対応と学生の反応

  • 大学側は、一部の抗議参加者に学位授与を拒否する措置を取り、これがさらなる学生たちの反発を招きました。

  • 多くの学生が大学の対応に疑問を持ち、「教育機関としての責任を果たしていない」として声を上げました。この間、ハーバード大学だけでなく、アメリカ東部の他の大学(アイビーリーグの大学はもちろん、この抗議活動は中部の中堅大学まで広がる。)でも似たような抗議活動が展開されました。

4. 2024年ハーバード卒業式: Shruthi Kumar氏のスピーチ

  • 2024年6月の卒業式で、Shruthi Kumar氏は予定していた内容を変更し、「知識の力」と「社会的責任」に焦点を当てたスピーチを行いました。

  • このスピーチでは、大学の対応に対する失望を表明するとともに、自由な議論と平和的抗議の重要性を強調しました。彼女の言葉は、大学が教育機関としてどのように社会問題に取り組むべきかを問いかけるものでした。

5. 卒業式後の反響

  • シュルティさんのスピーチが特に注目を集めた理由の一つは、パレスチナ問題に触れた点です。彼女は、ガザ地区での現状を知らなかった自身の経験を振り返り、それをきっかけに学び、行動する大切さを訴えました。このテーマは、2024年のアメリカ大学キャンパスで盛り上がった抗議活動とも深く関連しています。学生たちが「知らないこと」に向き合い、行動に移したその姿勢は、スピーチのメッセージと見事に重なります。



🌟 スピーチの内容とメッセージ

シュルティさんのスピーチには、人生や学びにおける重要な示唆が詰まっています。彼女が語ったテーマを3つのポイントにまとめました。

1. 「知らない」ことの力を受け入れる

「知らない」という状態は、恥ずかしいものでも、避けるべきものでもありません。それは新しい学びや成長の入り口であり、私たちが未知を恐れることで失っている可能性の大きさを示唆しています。シュルティさんは、自分の無知を認めることで新たな可能性が開けると説きました。

2. 知識が社会問題の解決を後押しする

シュルティさんは、パレスチナやガザ地区での人々の苦しみに触れ、知識と共感の力がいかにして変化をもたらせるかを語りました。現状を知り、深く学ぶことで、偏見を乗り越え、行動を起こすきっかけを得られるといいます。彼女の実体験に基づくメッセージには説得力がありました。

3. 学び続ける姿勢の大切さ

「学びは卒業式で終わるものではなく、人生を通じて続くべきもの。」スピーチの中で語られたこの言葉は、多くの卒業生たちに新たな決意を与えました。私たちもまた、未知の世界に飛び込む勇気を持つべきではないでしょうか。


🎧 スピーチを英語学習に活かす3つのステップ

このスピーチは、英語学習者にとって非常に価値のある教材です。以下のステップを試してみてください。

1. 字幕を活用して全体像を理解する

初めて視聴するときは日英字幕付きの動画を使い、内容を把握しましょう。特に知らない単語やフレーズをメモし、文脈の中で意味を理解することがポイントです。

2. シャドーイングでスピーキングを鍛える

シュルティさんの英語はとても綺麗です。彼女のスピーチの一文を再生し、音声を真似して繰り返し発音してみてください。彼女のリズムや抑揚を意識することで、英語の自然な話し方が身につきます。

3. 心に響いたフレーズをノートに書き出す

「The power of not knowing is that it drives us to learn more.(知らないことの力は、私たちをより多く学ぶよう駆り立てる)」などの印象的なフレーズを記録し、自分の意見や感想を英語で加えてみましょう。


📢 最後に

シュルティ・クマールさんの『知らないことの力』は、私たちが未知に挑む勇気を与えてくれるスピーチです。英語学習の教材としても優れており、リスニングや表現力を高めることができます。動画を視聴して、ぜひそのメッセージに触れてみてください!

🔗 スピーチ動画はこちら↓ 
https://www.youtube.com/watch?v=SOUH8iVqSOI&t=6s
皆さんの感想や学びをぜひコメントで教えてください!


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