神奈川考査スタート

秋風が心地よかった。
主人ないない校舎の外階段から先生に促され、考査待ちの母達は礼拝堂へと移動をしていた時だった。

ぼっちゃん、がんばってるかな、、、

そんなこと思いながら
あまりにも気持ち良い気温とお天気の中、
広く広く広がる空を見上げた。

不思議なもので、
辛いと思うあの階段すら、
訪問回数を重ねるごとに好きになる。
そんな不思議な雰囲気が漂っていた。

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198人
今年の受験者数のようだ。
学校について受付を済ませるなり、
ゼッケンを預かった。

待合室に入ると
みんなこぞってモール遊びや折り紙、絵本を読んで時間を潰していた。

この様子を見て、
あぁ、試験本番なんだ。
と改めて実感した。

そんなことをよそにぼっちゃんは
至って普通。
試験が終わって先生達に連れてこられると
いつも通り飼い犬が尻尾を振って笑顔で待てしてるような状態で今にもぴょんぴょん跳ねそうな勢いで喜んでいる。

無事に終わってよかったー、、
お疲れ様。本当にお疲れ様。
と思い、最後まで気を抜かず電車に乗り込む。

乗ってすぐお腹が空いたとのことでお菓子を食べると
満足して寝てしまった。

相当疲れていたらしい。
前日までの蝶々結びの練習の甲斐あってか、クリスマスツリーのお制作では問題なく結べたようだった。

結果は補欠。
何番目の補欠かはわからないものの、
半年間でここまで頑張れた坊ちゃんを夫婦揃って誇りに思うよ。

後少し、右肩上がりで頑張ろう。