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Mission: Impossible

ミッション: インポッシブルMission: Impossible

  1. 「ミッション:インポッシブル」(1996)

  2. 「ミッション:インポッシブル2」(2000)

  3. 「ミッション:インポッシブル3」(2006)

  4. 「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(2011)

  5. 「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」(2015)

  6. 「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」(2018)

  7. 「ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPARTONE」(2023)

  8. 「ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPARTTWO」(2025公開予定)


★「ミッション:インポッシブル」(Mission: Impossible)シリーズ
ブルース・ゲラーが制作したテレビシリーズ『スパイ大作戦』をベースにした、アメリカのアクション・スパイ映画のシリーズ。
主人公は、IMFのエージェント イーサン・ハント。
監督、脚本、音楽には様々なスタッフが参加
ラロ・シフリンによるオリジナルシリーズの音楽も使用されている。
1996年に始まった本シリーズは、前作のテレビシリーズから6年後の世界を舞台に、ハント率いるIMFの主要なフィールドチームが、差し迫った地球規模の災害を防ぎながら、敵の攻撃を阻止するというミッションを描いている。
本シリーズは、テレビシリーズのような
アンサンブルキャストではなく、ハントが主役となっている。
ただし、ルーサー・スティッケル(演:
ヴィング・レイムス)やベンジー・ダン(演: サイモン・ペッグ)など、映画でレギュラー出演しているキャラクターもいる。
8作目までの製作が決まっており、『
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は2023年7月14日、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は2025年5月23日の公開を予定。
すべての作品は、
パラマウント・ピクチャーズが共同で製作・配給しており(『ゴースト・プロトコル』以降は、バッド・ロボット・プロダクションズスカイダンス・メディアも共同で製作)、映画協会のレーティングはPG-13となっている。

作品

1.ミッション:インポッシブル(1996年)

監督 ブライアン・デ・パルマ
IMFに所属するベテラン工作員であるジム・フェルプスが率いるチームは、内通者の罠によって壊滅する。唯一生き残ったメンバーであるイーサン・ハントは、裏切り者の疑いをかけられ、当局から追われることとなり、真犯人を捜し出そうとする。
プラハ フェルプス 妻クレア メガネ 赤緑ガム ジャンレノ 監督ヒッチコックファン「言っている事と、思っている事が違う」

★スパイアイテム 赤緑ガム 
ガム緑と赤の部分を混ぜると爆発

2.M:I-2(2000年) 

監督はジョン・ウー
感染すると20時間で治療不可、30時間で死に至る強力なウィルス「キメラ」とその治療薬の奪還を命じられたイーサンは、女泥棒のナイア・ホールと手を組む。
ロッククライミング キメラ アクション スロー 鳩 色男 スカーフ サングラス バイクアクション ダグレイ・スコット 素手 回し蹴り

3.M:i:III(2006年)

監督:J・J・エイブラムス
スパイを引退していたイーサンが再び現場に戻ってチームを結成し、闇ブローカーのオーウェン・ディヴィアンを倒す為に奮闘する。

俳優フィリップ・シーモア・ホフマンと再共演!(マグノリアで共演)
エイリアスの監督 教官 イーサン婚約 元教え子リンジー(ウエイトトレス ケリー・ラッセル)ベルリン ローマ バチカン 上海 ベンジー初登場

2006年6月来日キャンペーン新幹線のぞみ。お台場での大規模プレミアが開催され、ジェットボートで乗りつけたかと思うと、ステージ上で和太鼓を連打、レッドカーペット脇に集まったファンには、1時間半近くもかけてサインや写真撮影ファンサービスを行った。
トム・クルーズは「第4作はぜひとも日本を舞台にしたい」と述べたが、実現しなかった。

4.ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年)

ブラッド・バードが監督
JJ・エイブラムスブライアン・バークトム・クルーズがプロデュース
陰謀によりクレムリン爆破犯の汚名を着せられたイーサンと仲間たちが、全面核戦争の野望を抱くカート・ヘンドリクスを阻止しようとする。
この作品からプロデュースに前作監督のJ・J・エイブラムスが加わり彼のプロダクション「バッド・ロボット」製作作品となります。監督起用されたのは『アイアン・ジャイアント』や『Mr.インクレディブル』など大傑作アニメーション映画で監督を務めたブラッド・バードで、実写映画の監督としては初になります

ブタペスト レア・セドゥ ベンジー現場で任務 ブラント分析官 ドバイ プラハ モスクワ ムンバイ バンガロール バンクーバー ブルジュ・ハリーファ・ビル 手袋 インド 終盤のみルーサー出演 BMW 核兵器 

2011年10月6日、トムの日。
午後6時、日本全国の5大都市の街頭ビジョンを一斉にジャック。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のプロモーションの一環で、イーサンになりきったトムが、「イーサン・ハントだ。君の助けが必要になった」と街頭の人々に、渋谷に潜入しているスパイを探してほしいと指令を出しました。
 2011年に『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で来日。この年の3月11日に東日本大震災が起こり「震災後の日本に勇気を与えたい」と来日。
 2011年に来日した際、世界で最も高いタワーとしてギネス記録に認定された東京スカイツリーに潜入。世界一の高層ビルから宙づりとなった男が、世界一のタワーを訪問した。

5.ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(2015年)

IMF(Impossible Mission Force、不可能作戦部隊)のベテランエージェントであるイーサン・ハント英語版)は、謎の犯罪組織「シンジケート」の正体を探るため調査を進めていた。そんなある日、イーサンは指令を受けるためにIMFのロンドン支部を訪れるが、そこはすでに「シンジケート」の手に落ちており、イーサンは敵の罠にかかってしまう

監督・脚本はトム・クルーズ主演の『アウトロー』でも監督を務めたクリストファー・マッカリー
CIAによってIMFが解体され、召喚命令が下る中、孤立無援のイーサンは謎の犯罪組織「シンジケート」を追う。
バッド・ロボット製作での2作目、監督はブライアン・シンガーと共に『ユージュアル・サスペクツ』や『ワルキューレ』脚本を手掛けたクリストファー・マッカリー。監督作『アウトロー』の現場でトム・クルーズに軽い感じで「M:I新作の監督やんない?」と言われ冗談だと思って「いいよ!」と答えたら後になってエージェントが来てビビった、という逸話があります

この作品には 
1作目の様な複雑な視線の交差が生むサスペンスに、2作目の派手な様式美的アクション、3作目の展開の読めないサスペンス、4作目から引き継いだチーム戦、と過去作の良い所取りな集大成的傑作になっています。

飛行機 ベンジーが藁だらけ CIA  オーストリア ウィーン ウィーン地下鉄 拷問 イルサ アレクボールドウィン ウィーン国立歌劇場 オペラ オーストリア モロッコ 作曲家ジョー・クレイマー 2015年型BMW・M3セダン IMF

来日イベント トム・クルーズによる長時間のファンサービスや、MIYAVIによる音楽パフォーマンスなど、2時間にわたるイベントを進行。

6.ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年)

監督・脚本クリストファー・マッカリー

前作の敵であるソロモン・レーンが逮捕された2年後、ソロモン・レーンが率いていた組織シンジケートの⽣き残り勢⼒はアポストル(神の使徒)と呼ばれるグループを結成して活動を続ける。

トム・クルーズはビルからビルへとジャンプするシーンの撮影中に骨折。そのシーンはそのまま使用。
本作も4、5作品目同様、
ドイツの自動車メーカーBMWがスポンサー、最新型のBMWM5E28 5シリーズBMWモトラッドR nineT スクランブラーなどが登場

トイレで格闘 愛  核兵器 

7.ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年)

ロシアの次世代潜水艦であるセヴァストポリは推測航法(デッドレコニング/Dead Reckoning)による新しい航行システムの為に高度なAIシステムを搭載し、試験運用の航海に出た。しかし、新型AIは潜航中に暴走して乗組員たちをかく乱し、自らが発射した魚雷をUターンさせることで自爆して乗組員全員が死亡した

イルサ 鍵 アラビア砂漠 スリ オリエント急行

8.ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(2025年(公開予定)



(侍功夫さん)
トム・クルーズの出演作一覧を見ていくと、デビュー間もない頃から監督に恵まれていることが解ります。

初主演作『爆笑!?恋のABC体験』は後に『miles』や『..コンフィデンシャル』を監督するカーティス・ハンソンです。以降リドリー・スコット、トニー・スコット、バリー・レヴィンソン、オリバー・ストーン、ロン・ハワード、スティーブン・スピルバーグ、そしてスタンリー・キューブリックの遺作に滑り込みまでします。

その彼が自身でプロデュースをした最初の作品が『ミッション:インポッシブル』の1作目です。監督も全てトム・クルーズ本人による選定だと報じられています。その肝入り企画の監督にチャレンジングな選択をしています。

ブライアン・デ・パルマは『アンタッチャブル』をモノにした後で、すでに一流監督ではありましたが、『虚栄のかがり火』が記録的なコケ方をしてからは、「奇妙な作品を作ってしまう監督」という位置づけにいました。

ジョン・ウーは香港でこそ一流監督でしたが、ハリウッドではB級作品の監督に甘んじていました。

J・J・エイブラムスはテレビ業界では新進気鋭の注目株でしたが、劇場用長編映画の経験はありません。

ブラッド・バードもアニメ業界では超のつく一流ですが、やはり実写での劇場用長編の監督経験はありません。

クリストファー・マッカリーは監督経験こそありましたが『誘拐犯』や『アウトロー』など、作劇としては地味な、ミステリー要素の強いもので、キャリアも脚本がメインです。

シリーズは最初から大きなバジェットで、もっと確実で安定した監督を選ぶことも出来たハズですが、トム・クルーズはあえて、のびしろのある監督起用をしている。彼らのポテンシャルを見抜き、最大限まで引き出し、時に彼ら自身のレベルさえ上げてしまいます。つまり、映画製作そのものも「ミッション:インポッシブル」だったワケです。

トム・クルーズはスーパー・スターである事に加え、制作者のレベルを引っ張り上げてしまうスーパー・プロデューサーでもあることも証明している。
それがこの『ミッション:インポッシブル』シリーズなのです。
(侍功夫さん)

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