フェアリーステークス(GⅢ) レース考察と期待の穴馬

1.荒れる名物重賞

2025年の中央競馬も初週終わりましたね。
皆様、金杯はいかがでしたでしょうか?
中山・京都、どちらの金杯も本命サイドが飛んで中波乱くらいでした。
猫は京都金杯の1-3着のワイド的中。
1100円とワイドとしては好配当ゲットできたので幸先良いスタートでした。

さて、次の週末は恒例の土日祝の3日連続開催!
その中日の中山で行われるフェアリーS。
遥か昔の年末1200m戦で行われていた時は、その後の活躍に結びにくいレースだったけど、2009年から施行時期・距離が現在のものに替わってからはクラシックをはじめとした、後のGⅠでの活躍馬が増えていて、2020年~2022年にかけて、2冠馬スターズオンアースを筆頭に、ファインルージュ、ライラック、スマイルカナとGⅠで馬券内に好走するレベルのお馬さんを輩出。
その一方で、オープンクラスの参戦が少なく、ほとんどの年は半数以上が1勝馬が出走するため、結果が荒れやすいのでも有名。
今年も登録馬26頭中2勝馬は2頭のみ。賞金的にはニシノラヴァンダも函館2歳Sの実績から出走順位1番手だけど、実質的にはハイレベルな1勝クラスのレースということを踏まえて予想を考えていくにゃ。

2.フェアリーステークス レース考察と期待の穴馬3頭

12月からの連続開催ということで、後ろのお馬さんチャンスあるのかな~と考えるも、今週からCコースへと仮柵が移動してくる中山競馬場。
1/6のメイン、サンライズSを見てても、先行したお馬さんが勝っていて傾向が強く出そう。
ただ、月曜日の終わりごろから翌日に振った雨の影響は無視できない可能性が。サンライズSの4コーナーのビデオ見てると、泥の塊が飛び散るほど掘れて来ているので、重不良実績、または洋芝とか力のいる馬場の経験値を持つお馬さんが有利になりそうにゃ。

そこを踏まえて、今のところ、猫が期待する穴馬3頭は以下のとおりにゃ!
想定オッズはネットケイバさんのものを参考にしているにゃ。

(1)ミーントゥビー(想定オッズ8番人気 25.6倍)
期待の穴馬1頭目はミーントゥビー!
26頭の登録馬のうち2頭しかいない2勝馬にも関わらず全く人気のないミーントゥビー。
けれど、正月のタフな中山をこなせそうな実力と経験があると見たにゃ。
ここまで4戦2勝3着1回7着1回
福島12デビュー→新潟14内回り→東京14→京都16と、全部異なる競馬場なうえ、上りが33秒でも35秒でも勝利を挙げているし、一気にレベルが上がった前走阪神JFでも勝ち馬と0.9秒差7着と最下位18番人気だったことを考えれば善戦どころか大健闘!
阪神JFは大外18番枠から終始外を回すロスの多い競馬。外伸び馬場とはいえ位置どり次第では馬券内くらいまではチャンスがあったかも。
今回は輸送もない中山で鞍上もデビューから3戦乗っている松岡ジョッキーに代わるのは心強い点。メンバーレベルが一気に下がる今回は狙い目と感じるにゃ!

(2)ニシノラヴァンダ(想定オッズ5番人気 14.2倍)
2頭目はニシノラヴァンダ!
函館2歳Sで先行して粘りこんだニシノラヴァンダも実績的にはここでは上位。洋芝の重賞で先行して粘り込んでおり、サトノアラジン産駒という血統的にも今の中山の馬場に向きそうなパワー型!
距離の経験が1200しかないけれど、半兄のエルゲルージがダート1800で2勝しているので1600
をこなせるスタミナはありそう。
函館2歳Sについても6着以下のお馬さんからその後重賞好走馬や2勝目を上げたお馬さん複数でレースレベルも低くはなく、内枠からダッシュ良く先行できれば押し切る場面があるかもにゃ!

(3)ハードワーカー(想定オッズ16番人気 45.8倍)
3頭目はハードワーカー!
前走の芙蓉Sでは心房細動を発症し中止となっていて、それ以来の出走。
その芙蓉Sでは好発から控えて中団やや後ろに構えていたけど、向正面で少し行きたがる素ぶりを見せたので、距離短縮は良さそう。
勝ち上がった新馬戦は秋の開幕初日中山2000m7頭立て且つスローペースの逃げ切り勝ち。そこで最後競り合いになった2着馬が次走未勝利脱出しているので1勝馬が多数を占めるこのレースなら活躍あり得そうにゃ😼

3.まとめと予告
毎年のように荒れているし、今年の登録馬も抜けた実績を示したお馬さんは不在。猫としては、ジャルディニエとホウオウガイアあたりが人気しそうなところでは注目しているにゃ。
とはいえ、登録馬の多数だけに、出走馬確定、枠順決まる度に再考が必要そう。

さて、考察はこれくらいにしておくにゃ。
当日にはいつものとおり予想指数を午前中にアップするので参考にしてください。
この記事見ていただいた方のお役に少しでも立てればうれしいにゃ。

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