産経賞オールカマー(GⅡ)、期待馬と今週の予告:猫の予想指数
1.古馬の秋中距離路線開幕
秋競馬も3週目に入り、中山では天皇賞(秋)・ジャパンカップに続く古馬の秋中距離路線の前哨戦、産経賞オールカマーがやってきたにゃ!
この週、数年前まで中山競馬場に毎年通ってビール半額デーをいいことに内馬場で飲みながら観戦していたのは楽しい思い出にゃ。
その時観戦していたレイデオロやアルアインが種牡馬になり、先週はアルアイン産駒のコスモキュランダがセントライト記念2着になったななんて思うと、ブラッドスポーツの側面を意識するにゃ。
今年の登録馬を眺めてみると、去年のセントライト記念勝ち馬レーベンスティールが頭一つ抜けている感じだけど、この中山2200mは癖のあるコースで巧者かそうでないか結構差があるので、コース経験・実績の比重を少し上げて検討したいところにゃ。
2.産経賞オールカマー レース考察と期待馬3頭
古馬の秋中距離戦線の開幕戦とはいえ、どちらかというと2週後の毎日王冠・京都大賞典からはレースレベルが若干下のイメージ。
GⅠ馬はホープフルS勝ち馬のキラーアビリティのみで、重賞勝ち馬まで広げても出走馬の半分くらいまで、残りはオープンクラスでもがいているお馬さん当メンバー構成。
去年、同じコースのセントライト記念を勝ったレーベンスティールが前走で復調したのであれば、ここも軸候補としてかなり有力視できるなか、相手がなかなか絞りづらいメンツ。
展開的にもアウスヴァールが前に行きそうではあるもの、ほとんどの馬が中中団前目・後ろで待機しているようなメンツのため、アウスヴァールの逃げがはまるか、最後の切れ味勝負なるような気がするにゃ。
そんな中、猫が注目している期待馬は以下の3頭にゃ。
想定オッズはネットケイバさんのものを参考にしているにゃ。
(1)サリエラ(想定オッズ4番人気 10.7倍)
なかなかコンスタントにレースを使い続けられなくて、2歳秋にデビューしたにもかかわらず、今回でまだ10戦目。重賞勝ちは無いけど、ローズS・ダイヤモンドSで2着、目黒記念3着の実績からいつ重賞をかってもおかしくはないお馬さん。
前走は天皇賞(春)に出走して3番人気に推されるも12着。
古馬長距離の最高峰に混じると見劣りしてしまったけど、ここなら通用してしかるべき実力のお馬さんにゃ。
行き足がつかないのでどうしても後方待機になることは多いけれど、差しが効き始めた今の中京なら対応可能と思うので、今回、人気を落とすようなら相手候補に取り上げたいにゃ。
(2)アルビージャ(想定オッズ5番人気 18.5倍)
期待馬2頭目はアルビージャ。
この馬もサリエラ同様にレースが順調に使えず6歳で今回が11戦目のお馬さん。前走の関越Sは4着も、これは2年1が月ぶりの復帰戦と考えればかなり上出来な結果と思うにゃ。
脚質的に先行から捲りまでできるタイプで今回に関しては自分で動けそうなところは評価できるところ。
所属する手塚貴久厩舎は、3年前のオールカマー・セントライト記念を制していて、そんな厩舎が諦めずに送り出してきたお馬さんということで、かなり狙っているような感じがするにゃ。
オッズも5番人気とはいえ想定18.5倍は妙味十分。
休養明け2戦目の上積みも期待して2頭目に挙げるにゃ。
(3)キラーアビリティ(想定オッズ6番人気 19.1倍)
冒頭でも触れたとおり、今回の出走馬唯一のGⅠ馬。
その後は3歳冬に挙げた中日新聞杯1勝のみと成長力?というところはあるものの、前の冬に中日新聞杯4着・サウジのGⅡで2着と復調気配を見せてきているところ。前走GⅠ大阪杯は15着と大きく負けてしまったけれど、ゲートでチャカついて、スタートで寄れてしまい。道中は中団を取ったものの、ずるずると下げる形で15着。
正直、スムーズな競馬が出来ていないので前走に関しては度外視で良いと思うにゃ。
内回りとは言え中山でGⅠを勝っているわけで、相手関係が楽になるここは勝負になっても良いと思うにゃ。
3.まとめと予告
現状、レーベンスティールについては隙が見当たらないので、週末まで大きな変化がなければレーベン軸に期待馬含めた相手に流してみるのが良いかと思っているにゃ。
2番人気想定ステラヴェローチェと3番人気想定サヴォーナは勝ちみに遅く今回も堅実に走りそうだけど、妙味という点ではあまりなさそう。
そこを買うなら、中山実績のあるリカンカブールやラーグルフあたりのほうが妙味ありそうと感じるにゃ。
いつものとおり、予想指数は当日午前中にアップするにゃ。
レーベンスティールが前走で見せたパフォーマンスをもう一度見せるのか、期待馬の激走1着は起こるのか、週末が来るのが楽しみにゃ。
この記事見ていただいた方のお役に少しでも立てればうれしいにゃ。
古馬秋中距離戦線の開幕戦、みんなで楽しみに待とうにゃ。