紫苑ステークス(GⅡ)、期待馬と今週の予告:猫の予想指数
1.牝馬三冠秋初戦
さぁ、夏競馬も終わり中山競馬場に競馬が戻ってくるにゃ。
早速、土日ともメインが重賞と充実した番組構成。
初日の紫苑ステークスは去年からGⅡに格上げとなった秋華賞のステップレース。まだ今年で9回目だけど、過去の勝ち馬の内3頭がGⅠ馬(海外GⅠ含む)となっているようにかなりレースレベルが高い一戦にゃ。
今年の出走馬を見渡すと、前走、古馬相手のクイーンSで2着好走したボンドガールが抜けているように見えるけど、互角以上に戦えそうなお馬さんいるので、紹介していくにゃ。
2.紫苑ステークス レース考察と期待馬2頭
昨年GⅡに昇格したように、ここ最近の出走馬のレベルはかなり上がっていて面白いレースになりそうだけど、今年の出走予定馬を見渡すと殆どが前走1勝クラス勝ち上がりばかりで、ちょっとレベル感としては低めに見えるにゃ。正直、事前オッズはボンドガール1強の様相を呈しているけど、そうは簡単に収まらなさそうにゃ。
オッズはネットケイバさんの想定オッズを参考にしているにゃ。
(1)ミアネーロ(想定オッズ5番人気 10.3倍)
オークス以来の出走となるミアネーロ。春はフラワーカップを勝利して桜花賞をスキップしてのオークス参戦。
芝が痛み始めたBコース最終日で内側が伸びない中、終始、馬群の内側を走っていて、直線に出ても外への進路が無く、馬群を捌くため直線途中で内側に切れ込んだ瞬間、一瞬オッ!と思わせる伸びを示したけど、見せ場はそこまでで1.3秒差14着と大きな着順に終わっているけど、今回の出走するボンドガールをクイーンSで負かした12着コガネノソラとは0.1秒差しかない結果。
今回、ボンドガールが圧倒的1番人気になりそうな中、力関係的にはオッズほど差はないと思うし、もっといえば、2番人気になりそうなカンティアーモは、ミアネーロがフラワーカップで下した相手なのに、馬柱的に残念オークスのカーネーションカップを勝ったカンティアーモのほうが綺麗&ルメール騎乗で人気を吸ってくれそうで、正直5番人気10倍超えなら単勝含めて勝負したいと思うにゃ。
(2)ホーエリート(想定オッズ6番人気 12.0倍)
期待馬2頭目もオークス出走組のホーエリート。
こちらはオークス1.0秒差の10着でミアネーロよりも善戦しているのに、もう1枚人気が下がっている点だけでも妙味感じてしまうくらいの想定オッズ。
でも、オークス見返してみると、見方によってはミアネーロよりも自力で勝負に行って善戦していたにゃ。
スタートで後手を踏んで後ろからになったけれど、3コーナーから大外から徐々にまくるように上がっていって直線入り口で5,6番手まで押し上げて勝負にいったものの、この捲りの距離ロスの分消耗したか、周囲との脚色を保てたのは坂上あたりまで。でも、そこから極端に垂れることもなく走り切っっていたし、やはりコガネノソラとの比較して同等レベルの力はありそう。
ミアネーロと同じくフラワーカップでカンティアーモに先着しているし、フラワーカップのレースを見返して面白いのが、ミアネーロ・ホーエリートともオークスと似たようなレースをしていて、若干、直線半ばでミアネーロがカンティアーモの前をカットするような感じもあったけど、カンティアーモの勢いを削ぐほどでは無かったし、もし想定オッズのままカンティアーモのほうが人気するなら、思い切ってホーエリートを上位に勝負したいにゃ。
3.まとめと予告
ボンドガールについては今までの実績からして、普通に走れば馬券内から飛んでいくイメージは無いので、正直相手探しと思っていたけど、今回の2頭だけは秋華賞の前哨戦で勝ちに来る本気度が賞金足りているボンドガールよりも高そうで、決してボンドガール楽勝とは思えないにゃ。
そして、それ以外のお馬さんとは結構実力離れているとも感じたにゃ。
少なくとも、カンティアーモはこの人気なら正直妙味なさ過ぎてきたら仕方ないレベル。
それ以外の出走予定馬である程度勝負になりそうなのは、2勝クラスを勝ってきたエラトーと前走、ダート交流重賞を使ったクリスマスパレードが芝に戻ってどうかというくらいで、大半が1勝クラス勝ち上がったばかりで、このまま枠順に問題なければ、正直、ボンドガール・ミアネーロ・ホーエリートだけで馬券組み立てても良いくらいと感じているにゃ。
さてさて、予想指数は当日午前中にアップするにゃ。
秋競馬の開幕、みんなで楽しみに待ちましょう。
見ていただいた方のお役に少しでも立てればうれしいにゃ。