中山大障害(J・GⅠ) レース考察と期待の穴馬
1.有馬の前は大障害!
有馬記念の前日は障害レースの年度代表馬決定戦中山大障害!
一時代を築いたオジョウチョウサン引退後は中山大障害をニシノデイジー、マイネルグロンが勝利して今回も出走、春の中山GJはイロゴトシが2連覇を果たしたけど、大障害は不出走という事で、まずはこの2頭の実績馬中心に、対応してきた新勢力との比較が重要になってくるにゃ。
ただ、中山大障害の予想が難しいのは、夏以降の障害重賞に近い距離がないこと。
春は3900mの阪神SJがあるけど、夏以降の重賞は長くても3300m台まで。
5月の京都HJが3930mだけに11月の京都JSと交換すればよいのにと思うにゃ。
夏以降の障害戦線の勝ち馬をみても、ジューンベロシティ以外は大障害に参戦しないのを見ると、も少し開催日程の工夫があって欲しいにゃぁ。
2.中山大障害 レース考察と期待馬3頭
今年の中山大障害は9頭とやや寂しい頭数。登録馬を見渡すと、上位と下位の力差が大きくて、普通に走ったら荒れる要素は少なさそう。
ということで、いつもの穴馬ではなく、普通に期待馬3頭を上げるにゃ。
有力馬はほぼ真ん中より前に道中位置するだろうから後ろは厳しいし、前に行った馬がどれだけ粘れるか問われる一戦
もちろん障害戦だけに落馬が起きる怖さはあるけど基本的には阪神、京都の3900mか中山大障害、中山GJでの実績を踏まえて期待馬を上げていくにゃ!
(1)マイネルグロン
本命候補はマイネルグロン。
春の中山グランドジャンプは6着も、レース後に屈腱炎が判明と結果は度外視できるもの。それまでは去年の中山大障害を含む5連勝、うち2レースは重馬場と馬場への注文もなし。さらに強みなのが長い距離の方が強いこと。
5連勝のうち4000m級の中山大障害と阪神SJでは1秒以上の大差をつけての勝利!足元の不安で想定4倍超の2番人気想定だけど、春の中山グランドジャンプでは1.1倍の1番人気だったことを考えれば4倍はボーナスチャンスに感じるにゃ。前走平地を使ったのは屈腱炎明けを踏まえて、障害より斤量負担が小さく足の負担を最小限にとどめる意図から。
実力的に1枚抜けてるし復活に期待にゃ!
(2)ニシノデイジー
お次は2年前の中山大障害覇者ニシノデイジー!
その大障害以来、勝ちには恵まれないけどずっと好走は続けていて実力は折り紙つき!崩れたのは重馬場だった中山GJと東京HJだけ。
去年の中山大障害もマイネルグロンの2着と大障害コースとの相性は良好!
雨は降らない見込みだし、完敗したマイネルグロンやジューンベロシティを押さえ大障害2年ぶり2勝目なるか!
と期待しているにゃ。
(3)ジューンベロシティ
結局は人気の3頭かい!とツッコミは承知の上でジューンベロシティが3頭目。ただ、明確に順列を付けての3番手評価。
春の中山GJこそ2着に来たけど、今までの障害勝ち鞍は3500m以下まで。
中山GJにしても、1.1倍のマイネルグロンが故障で脱落してガチンコ勝負してはおらず、マイネルグロンがマトモに走った、より厳しいレースの場合に勝ち切れるかは未知数。
懸念する材料が複数ある中で、単勝1倍台は背負いすぎで、三連単でも2列目以下にするつもりですにゃ。
3.まとめと予告
9頭立てで、ここは絞って的中を狙いたいところ。
変に穴を狙う必要はないけど、3列目に入れるならエコロデュエルとダイシンクローバーの2頭!
中山の大障害・グランドジャンプか京都・阪神の4000m級のレースで好走実績を重視して、相手にするならここまでのお馬さんにしたいにゃ。
さて、考察はこれくらいにしておくにゃ。
土曜日当日にはいつものとおり予想指数を午前中にアップするので参考にしてください。
この記事見ていただいた方のお役に少しでも立てればうれしいにゃ。