中京記念(GⅢ)、期待馬と今週の予告:猫の予想指数
1.4週連続ハンデ戦
今週は小倉開催の中京記念とちょっとアタマがバグりそうなレース。
夏競馬に入って4週連続ハンデ重賞の最終戦。
左回りほぼワンターンの1600m戦が右回りコーナー4回の1800m戦と名前は一緒でもいつもの年とは何もかも条件が違うときたら、やっぱり荒れることを前提に考えたほうが良いレースと思った方が良いにゃ。
今週は出走馬に割り当てられたハンデも50kg~59kgと幅広くて先週の函館記念以上に難しいレースにゃ。
出走馬を眺めると複勝率50%以上の小倉巧者が何頭も揃っていて、この辺りは勝負がかりかなという感じなので、考察進めていくにゃ。
2.函館記念 レース考察と期待の3頭
今回、出走馬を見渡してみると逃げ・先行馬がかなりそろっている感じ。
逃げ候補の2頭、セルバーグは2月の小倉大賞典3着、テーオーシリウスは去年夏の小倉記念2着とどちらも小倉で逃げを打って好走実績があるので、基本的には前を取り切りたいはず。
枠順次第ではあるけど、この2頭ならセルバーグのほうが前を取りそう。小倉大賞典は1000m57.2秒で入っての粘りこみ3着。テーオーも小倉記念逃げているけどこの時は前半1000m58.7秒。しかも1コーナーまで距離がある2000mで2ハロン目に10.7秒を刻んで先手を取る展開だったので、今回1コーナーまで距離がない1800mだと、セルバーグのほうが前を取る気がするにゃ。
その後ろも先行しそうなエルトン・セオ・アナゴサン・ワールドリバイバルあたりが続いて、かなりタイトな流れになりそう。想定通りセルバーグが58秒前後のレースで逃げると先行勢は直線入るまでに足を使わされそう。
そこから考えると小倉大賞典のように中団より後ろで脚を溜められる方が有利な展開になりそうな気がするにゃ
オッズはネットケイバさんの想定オッズを参考にしているにゃ。
(1)エピファニー(想定オッズ3番人気 7.3倍)
2走前に今回と同じコースの小倉大賞典の勝馬。3歳時に4連勝して注目を浴びたけど、その後やや伸び悩みしたものの、2走前に待望の初重賞制覇。ぜ前走は初GⅠ挑戦の大阪杯に挑んだものの10着。でも勝馬からは0.8秒差に踏みとどまっていてGⅡ・GⅢなら力上位は実績からも明白。
今回は小倉大賞典1~4着馬と7着馬が参戦しての再選ムード漂う中、まずはこのお馬さんは外せないにゃ。
エルトンバローズが出走して注目を集めているおかげでオッズ的7倍超想定なら妙味ありそうに感じるにゃ。
(2)ロングラン(想定オッズ8番人気 14.2倍)
エピファニーを挙げるなら小倉大賞典で2着に突っ込んできたロングランも注目必要にゃ。ロングランは2走前でリステッドのディセンバーSを勝ったのに引き続きの好走で重賞レベルの実力は証明済み。
しかもその2戦のいずれも後方から大外分回してすごい脚突っ込んできているのでコース取り次第では圧勝もあるかもにゃ。
こちらのお馬さん、小倉6戦して2勝2着1回と連対率50%と相性も結構よいし再度好走しても何の不思議もないにゃ。
(3)ニホンピロキーフ(想定オッズ4番人気 7.6倍)
こちらは小倉3戦3勝のコース巧者。3走前に小倉の博多Sを勝って昇級した勢いのまま、GⅡマイラーズCに出走してソウルラッシュ、セリフォスに続く3着に食い込んできており、ハンデGⅢなら通用する能力は既に示しているにゃ。
脚質的にも中団やや後ろと逃げ馬とエルトンを睨んで消耗しそうな馬群の少し後ろに付けられるのも好材料。武者修行前の貫太君が旅立つ前に好走して秋のローテーションを選びやすくなるように上手にエスコートをしてくれることを期待にゃ。
3.まとめと予告
今回の人気しそうなエルトンバローズは実績は認めるも59kgはGⅠの前哨戦別定GⅡでGⅠ馬が背負う斤量。休み明けのここでメイチに仕上げてくる様子はなく、お客さんになりそう。
2番人気想定のセオは1ターンのコースを走らせるようになってから成績が上向いているだけに、今回のコーナー4つの小回りコースが合うか未知数。
想定1,2番人気にわかりやすい穴がありそうだけど、はてさてどうなることやら。
猫的には逃げならセルバーグが馬券内に残る可能性あると思うし、そこで差のない競馬だったアルナシームやカテドラルにも警戒していきたいにゃ。
予想指数は当日9時から1R発送前位の時間にアップするにゃ。
夏のハンデ戦重賞4週連続とムズかしい戦いが続くけど、そろそろ単勝的中させて気持ちよくいきたいところにゃ。
そして、札幌開幕ということで函館で苦戦していた馬がホントにフラットな札幌の馬場を味方に好走してくるのが毎年繰り返され良くある話。
明日あたりからわかり始める調教や枠順踏まえて確りと予想していくにゃ。