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セントウルステークス(GⅡ)、期待馬と今週の予告:猫の予想指数

1.スプリンターズステークスは目の前

サマースプリントシリーズ最終戦&スプリンターズステークスのステップレースの位置づけのセントウルステークス。
別定戦のGⅡだけに、実績馬の参戦も多く何気にGⅠ馬3頭も登録していて、秋競馬の開幕に際して結構な出走馬が揃いそうにゃ。
注目は葵S・北九州記念とスプリント重賞を連勝してきたピューロマジックが集めているけど、実績的には平坦コースの重賞だけに、今回、直線に坂のある中京競馬場に替わってどうなるかが気にかかるところ。

特に今年はいつもの秋競馬開幕と異なって、中京は先月からの連続開催の後半に突入する状態に加え、先週末の台風の影響下全レース施行しただけに、馬場が悪そうで、1400mとかでも対応可能なお馬さんに期待にゃ。
オッズはネットケイバさんの想定オッズを参考にしているにゃ。

(1)テンハッピーローズ(想定オッズ6番人気 12.5倍)
前走でヴィクトリアマイルを14番人気で制してアッと驚かせたテンハッピーローズ。秋の初戦に選んだのがマイルではなくスプリント戦のこのレース。この後は米ブリーダーズカップを目指すらしいけど、ここではどうなるか。
近走は14~16を中心にかなり後方からの追走が続いているけれど、確実な上がりを示していて、ここ6戦は全て34秒未満、6走前の去年の安土城ステークスでは32.3秒を記録しているくらい。
対戦相手に逃げの手濃厚な快速馬ピューロマジックがいて、そこにアサカラキングやヨシノイースターが続く感じ。
それを前提にするとハイペースになりそうで、速い上がり時計を持っているテンハッピーローズは注目できると思うにゃ。
前走GⅠを勝ったにもかかわらず今回もそこまで人気を背負いそうになさそうだけど、過去を見てもGⅠを勝った途端に一皮むけることも多く、ここで明確に格上そうなのはママコチャくらい。
そのママコチャにしても去年スプリンターズSを勝った時点の代表勝ち鞍はリステッドの安土城Sだったのだから、テンハッピーローズの力がここでも足らないという評価は危険だと思うにゃ。

(2)ダノンスコーピオン(想定オッズ7番人気 14.1倍)
期待馬2頭目は春の京王杯SCで復活の兆しを見せたダノンスコーピオンにするにゃ。
こちらはイクイノックス・ドウデュース世代のNHKマイルC馬。3歳時の富士Sまでの戦績は一級品だったけど、そこから低迷が始まり、今年の京王杯SCで4着に入るまで7戦中6戦が2桁着順と散々な状態に。
それが、今年の春に福永厩舎開業で転厩した初戦で上がり33.1秒の末脚を見せて復調の気配を見せたところ。
前走の安田記念は流石にその時点では敷居が高かったようだけど、道中3コーナーに入る前からかかっていて騎手が押さえようと必死な状態。そのまま4コーナー直後まで必死になだめて、直線追い出すも坂を上り切ったあたりで伸び脚が無くなったので、現状はマイルが長いことは確かそう。
ここから今回のスプリント戦の選択は厩舎の試金石とも言えそうで、なんといっても乗れる調教師福永元ジョッキーの判断であることを考えると甘く見たら痛い目見そうにゃ。

3.まとめと予告

今回、上位人気想定されているお馬さん、いずれも不安要素が見えていて、
固く収まる気配は小さそう。
ピューロマジックはこの2戦とは異なって、直線坂のあるコースがどうかということ。アサカラキングも3番人気想定だけど、ピューロマジックがいるので得意の逃げには持ち込めなさそうだし、トウシンマカオにしても古馬になってからの良績は右回りに集中、ママコチャは本番へのステップ。ここ2走で復活を見せたモズメイメイあたりもレースレベルが上がる今回はどこまでやれるかと、一長一短。
期待に挙げた2頭も短所はもちろんあるけれど、出走馬の中ではプラス要素が大きいとみているにゃ。

予想指数は日曜日午前中にアップするにゃ。
見ていただいた方のお役に少しでも立てればうれしいにゃ。

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