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酷道、険道、死道-11(石川険道r10 塩硝街道)

実際に走ったひどみちしりーず
画像データが残っている場合もありますが、実際に走って苦しんでいただき
その上で絶景を味わっていただきたく、テキストベースで記載します。
見ようと思えばGooglemapからも、先駆者様いれば丁寧に書いてるはず
今回は石川県金沢市から富山県の刀利ダムまで(ブナオ峠はいかないよ)

塩硝街道とは忘れられし火薬の道
軍事的に重要なもの(火薬の原料)を運ぶ道として地図から意図的に抹消
五箇山に向かう加賀藩の陰道で幕府にも秘密とされた
加賀といえば100万石だが、実は五箇山の煙硝の方がよほど儲かったのかもしれないですね
…浪漫があふれてます

実際のルートとしては県道r22からr10に入る。花咲くいろは聖地、湯涌温泉を抜けると廃道か?!といわんばかりの険道に風貌が変化する事になる

こういうコラボすごくいい

道中の採石場から道幅が1車線化する
ここからがひどみちのスタートだが嫌な予感しかしない

これが地図に載らなかった道か・・・

Googlemapでみると分かるが、実はこの険道区間は短い
しかし、この道は重大な欠陥がある。
離合する箇所がとても少ないという事だ
つまり、、、対向車が来たら、どちらかが苦痛のバックをする羽目になるか
もしくは謎の藪の中に突っ込みあわなければならないわけだ
私の場合は丁度待避所があったので、難を逃れたが、心象的には二度と
走りたくないと思わざるをえなかった

道の特徴としては、上り下りというよりは基本ストレートなので
見通しが良い。これを活かして前述した対向車の監視を怠らず運転
していく必要がある。
つまりこの道は自分のドライビングテクニックよりも危険予測のセンスが
重要視される道であるといえる。これもりっぱなひどみちです。

交差点が見えてくれば刀利ダム湖まで目前となる
刀利ダムには交差点?があり直進すれば南砺市
通行止看板を無視で右折し刀利隧道抜ければ、万年通行止のブナオ峠へ

万年通行止とある以上、崩落は必須の為面白半分でも超えたいなら
命をかけて踏破するしかない。しつこいようだが車は抜けられない
惨状は酷道系サイトでわかると思う

青:福光方面、赤:ブナオ峠

刀利ダムを抜けてもダム付近の道なので暫く細い道が続くが
最初の時に比べればすれ違いは十分可能であり、絶景を楽しむ余裕はある
近くには眺めがいい桜ヶ池があるので休憩していくと良いだろう

桜ヶ池

福光エリア(砺波市の南都市部?)に出れば、r10的にGOALとなる
元々ダムカードを集めるために使った道であったが(刀利>臼中>・・・)
短いわりに歯ごたえのあるひどみちだったので、眠気がすっ飛んだ

ひど道ジャッジメント
総合難度:★4
絶景度 :★3
車線狭さ:★5
苦痛時間:★1
対向難度:★5

福光エリアには名物しろえびせんべいソフトクリームがあったのだが、
ダム回るのに必死で食べられなかったので、砺波市に行かれた方は
合掌造りやチューリップ、実は車でも行けてしまう大牧温泉も良いが
(多分追い返されるが)是非食してみてほしい
Spectacular views are necessary in life(人生にて絶景は必要)

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