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【百合OL】巨乳の先輩と貧乳の後輩。「episode14.“誘乳”誘惑する胸元」
episode14.“誘乳”誘惑する胸元
昼下がりのオフィス。さりなは、自席からそっと顔を上げた。
視線の先には、黙々と業務をこなす桜井彩花。真剣な表情でパソコンの画面を睨み、時折小さく唇を噛んでいる。
(ふふ、集中してる)
そんな彼女の様子を眺めながら、さりなはふと思い立つ。
(ちょっと、からかってみようかな)
書類を片手に、自然を装いながら彩花のデスクへと向かう。
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さ「彩花ちゃん、頑張ってるね」
不意に肩越しに声をかけられ、彩花の指がビクリと跳ねた。
彩「き、北沢主任……!?」
振り向いた彩花の目に、まず飛び込んできたのは、さりなの胸元だった。
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さりなは今日、ベージュのブラウスを着ている。柔らかな生地が豊満な胸のラインを強調し、前屈みになったことで、さらに深い谷間が強調されていた。
さ「ちょっとだけ、ミスしてるみたいだけど……ほら、ここ」
彩「えっ、あっ、どこですか!?」
焦った彩花は、視線をそらしてパソコンの画面に集中しようとする。しかし、さりなが身を乗り出すたび、ふわりと香るシャンプーの匂いと、目の前にある圧倒的なボリュームが意識を狂わせる。
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(で、でかい……)
自分にはないものが目の前にありすぎて、思考がぐらつく。
さ「彩花ちゃん、さっきから画面じゃなくて胸ばっかり見てるけど?」
彩「えっ!? ち、ちが……っ!!」
さ「ふふっ、隠さなくてもいいのに」
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小さく笑うさりなは、いたずらっぽく髪をかきあげながら、さらに近づく。
ふわっとさりなの匂いが漂う。
さ「私の胸、そんなに気になる?おっぱい好きになっちゃった?」
耳元で囁かれ、彩花は真っ赤になった。
彩「き、気になりません//////」
さ「本当にぃ?」
じっと見つめるさりなに耐えきれず、彩花は勢いよく立ち上がる。
彩「ちょ、ちょっとお手洗い行ってきます!!」
慌ててその場を離れた彩花の背中を見送りながら、さりなはくすくすと笑った。
(可愛いなぁ、ほんと……逃げずに抱きついてくれたらいいのに)
彼女の動揺する姿を思い出しながら、さりなは自席へと戻るのだった。
(第15話へ続く)