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名前が付くことの恐ろしさ

みなさんこんばんは。
ふと本日思ったことを記そうと思います。

名前がつくことある状況を指す言葉ができることで、文章に使われ、それぞれの細かい状況を加味することなく一括りに語られること、これって少しもやっとするなぁちょっとこわいなぁと思ったことをお話します😌

私はたくさんのコンプレックスと、世間的に少しネガティブに捉えられる可能性もある自身の置かれている状況を心に秘めながら日々過ごしています。

タイトルでは、名前が付くことの恐ろしさ、としましたが、つい最近までそれっていい時代かも、と思ったことがありました。

それは〇〇ハラスメントのことです。

少し前までなら当たり前に横行していたものが、パワハラ、セクハラという言葉が一般的になり、それらを筆頭にモラハラ、カスハラもよく聞くようになりましたよね。
そして最近では、里帰りハラスメント→サトハラや、ホワイトハラスメント→ホワハラという言葉もあるようですね。他にも色々ありそうです。
(誰が一番最初に言い始めるんでしょうか☺︎?)

何でもかんでも〇〇ハラスメントに当てはめるなと批判的な意見もありますが、前までは嫌だと思っていても主張できなかった、個人の感情だからと取り合ってもらえないようなことが、〇〇ハラスメントという名前が付くことで、一般的な事柄として語られるようになることが、お豆腐メンタルな私には魅力的に感じていました。

ここで私の自己中精神が本領発揮ですが、いざ自分の状況が、人によってはネガティブに捉えられそうだと心の片隅に追いやって恐れていたものに、名前が付いていることを知りました。

それは、DINKsです。
皆さんご存知でしたか?
私はつい最近知ったのです。元々あった言葉なのでしょうか?それが最近ピックアップされるようになったのでしょうか?

DINKs(ディンクス)とは、共働きで子供を意識的に作らない、持たない夫婦、またその生活観のことを指す。英語の "Double Income No Kids" または "Dual Income No Kids"(倍の/ふたつの収入、子供なし)の頭文字等を並べたものである。

wikipedia

そうです。私は共働きの子無し夫婦です。

私が読んだ記事は「DINKsはずるい」と言われているけれど果たしてそうなのか?というような主旨の記事でした。子供を望んでいたけれど子供を授かることが叶わず、夫婦の年齢も高くなり諦めたという人の紹介でした。

DINKsで調べると、悠々自適な生活、という単語をよく目にしました。共働きで月収60万円で子無し、というような見出し、私は2人合わせても、中高年でそこそこ働いて役職が付いている人(役職が付いていなくとも1人分の可能性があります…(;ω;))の1人分ぐらいじゃないか、ぐらいしかありません。

夫婦の月収の低さを思い知るとともに、DINKsという名前が付いていて、自分たちはそれに分類されて、ずるい、って言われてるんだ…って少し心にもやがかかったような気分でした。

私たち夫婦は共通の趣味でネットで知り合い、遠距離恋愛期間を経て、結婚のために新卒で働いていたそこそこ大きい会社を辞め、引越して一緒に暮らし始めたのです。
オタクなのでお金がかかります。私の旦那は子供は好きで、甥っ子姪っ子に貢いでいたそうですが、自分の子供を授かればもちろんお金がかかり、趣味に費やせなくなる(給料が低いから)、嫁の愛情、関心がどうしても子供にいってしまうこと、が嫌だと言っていました。
私は私なりの理由があって、2人で話し合い、2人で生きていこう、という選択をしました。

夫婦で話し合い決めたことです。誰かにあれこれ言われる筋合いはありません。
…という考えや気持ちはあります!が、誰かにあれこれ言われると負い目のようなものを感じてしまいます。
感じることはなかなか防げません。

子供がいないので、老後など不安なことはたーくさんあります。先に旦那さんに先立たれたらどうしよう…でも旦那さんを放って先立つことも嫌だ(´;ω;`)
そんな将来の不安を、気分が落ち込み気味の日の寝る直前、お布団の中で考えてしまうこともあります。

そういう不安があるけれど2人で決めたことなのです。

みなさんも、自分の状況に名前が付いていてこわいと思ったことはありますか?

本日ふと思ったことは、

DINKsという単語を知り、名前がついていて、
Yahoo!記事やXやらで発信されていて、
きっと色んな事情で子無し夫婦になっている人もいるのに、
その色んな事情の想像もされないまま、
DINKsという一単語で語られる、
それってこわいな、やだな…

という漠然とした恐怖でした。


終わります!

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