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痩身エステと糖質制限で失敗した話①

同タイトルの⓪の続きです。今回はそのエステへ通い始めた時期の出来事を記します。

なぜそのエステへ通い出したのか
痩せたかった私がなぜそのエステを選ぶことになったのか、それにはきっかけがありました。
私の誕生月に、楽天から誕生日プレゼントとして、痩身エステ1回分無料体験の案内ハガキが届いたのです。
1回の施術料が30000円ぐらいするのが0円で。

今思うと明らかに怪しいというか、それだけで終わるわけがなかろう!と、そんな美味しい話があるわけがなかろう!と思うのですが、その頃私は痩身系のエステは1回限りで、通うものという概念もなかったのです。
エステという綺麗なお姉さんが更なる美貌を求めて行くようなイメージだったので、1回行ってみたいな、痩せたいしな、と思い予約をしたのでした。

無料体験の流れ
私の想像では、お店に着き、少し待って、施術室に通されて、機械など使いながら施術をしてもらい、感想を聞かれて帰る。
だと思っていました。

が、実際にはお店に到着した後、机のある椅子に座り、体験に来た理由、これまでの体重の変遷と太った理由、食生活などの質問事項が書かれた紙を渡され、書いてください。と言われました。30分以上はかかったように思います。
書き終えると、その紙の内容を基にカウンセリングが始まりました。

エステで働いている女性は、みんな綺麗な人たちで、そんな綺麗なお姉さんにまず自分の体重などを知られ、恥ずかしさでいっぱいでした。カウンセリング中、太っていることはどう見てもバレているので逆に自虐的に明るく振る舞うことで心を保っていました。

その後、全身鏡のあるパーテーションで区切られたところに通され(照明はかなり明るい)、薄っっぺらな布でできたビキニのようなものに着替えさせられ、綺麗なお姉さんの前で体重測定と採寸、両手両足を広げて立ち、写真撮影が始まりました。(苦行)

まずその区画でピシッとした服を着た綺麗なお姉さんと、薄っぺらいふにゃふにゃビキニを着たおデブが立って話していることも恥ずかしいのに…。

私がどれだけ浮腫んで冷えているか、
下肢静脈瘤があるから、このままセルライトを放置していると危ないこと
(私は生まれつき膝の裏の血管が見えていて、親にあんたお年寄りじゃないのにもう血管が見えてる…と小学生のときに言われた記憶があります。エステの人曰くセルライトは下肢静脈瘤の原因の一つらしいです。)
をビキニ姿中に解説されました。

その後施術して(施術後に採寸や写真撮影があったような…)着替えた後、また机のある椅子に戻りました。そこで、先ほど撮った写真が並べられ、隠し用のないぜい肉、普段自分では見ない後ろ姿を見せつけられました。

太っていることはもちろん自覚していたけれど、おそらく自分で自分の姿を見るときは、いい風な立ち方で立ったり、良さげに見える角度で見ていたり、微妙に体の一部を鏡に映らないようにしたりして全身を捉えていなかったと思います。

ですがその写真はありのままの全身を捉えていて、恥ずかしい、嫌だ、見られたくない、という負の感情。
さらに私の場合はこのままセルライトを放置していると危ないから、ここじゃなくていいから病院に行って欲しい、下肢静脈瘤がある人はこの施術はできないのだけれどまだ軽微だからぎりぎり施術できる、など、命の危険があるような言い方をされました。

この時点でおそらく3時間くらいは経っていて1時間くらいで終わるだろうと思っていた無料体験は、契約の場になっていることを痛感しました。

ずっと続いていた恥ずかしさ、肥満から病気になるかもという不安、疲労、3時間以上かけたのでサクッと帰れない雰囲気、何より自分の全身写真を見てショックを受けていた私は、このまま旦那さんに会えば確実に振られるヽ(;▽;)ノと思ったのです…。

プランの説明もされ、そこでやっと何回も通わなければいけないものだということを知り、結局53万円ぐらいの契約をその日にしてしまったのでした…。

機械を使って施術しても、身体はすぐに変わるわけではないことも今となっては分かりますが…1回数万円もするエステが無料で受けられる!という甘い言葉にまんまと引っかかってしまいました…

次回は、通い出したエステで指導されたこと、高額なダイエットアイテムなどの話をしたいと思います。

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