愛犬が旅立ちました
実家の愛犬が今朝、お空へ旅立ちました。
18歳4ヶ月。
大きな病気もケガもなく長生きしてくれました。
最後は寝たまま苦しむこともなく旅立ったようです。
先程、両親と共に火葬場へ連れて行き
本当の最後のお別れをしてきました。
氷のように冷たくなっていましたが、
毛並みもツヤツヤのままで、ヨボヨボになっていた口元も綺麗に元の形に戻っていました。
この土日は、たまたま、私と娘、妹家族全員が実家に泊まっていて(そんなこと初めて)
愛犬の様子がおかしいから、年末年始までもたないかもしれない、と言いつつ過ごしていました。
もう年老いて声を出すこともなくなっていたのに
夜中にずっと泣いていて。
水もご飯も食べなくて、最後を悟っているのかもしれないよ、と話していました。
それでもまだ日曜の朝は歩いていたのに
夕方には歩けなくなってしまって。
昨日の月曜日の朝は、もうダメかもと両親から連絡が入り、
両親が仕事に行っている間、1人にはさせられないと思い
娘を学校に送ってから慌てて実家へ向かい、仕事をしながら様子を見ていました。
こういう時、近所に住んでいて、道具さえあればどこでも出来る仕事で良かった…。
夜は娘も実家へ連れてきて、20時頃まで一緒にいました。
私が娘に「娘ちゃん、もう帰ろうか!」と声かけると
かろうじて息をしているだけの状態だった愛犬が
「うーうー」唸って体をジタバタさせたのです。
昔から、「帰る、行く」と言うと怒って吠えていたので
そのワードに反応してくれたのだと思います。
本人は死期を悟っていると思うので、お別れをしようとしてくれたのだと思います。
娘と撫でてあげて、「またね」と声をかけて帰りました。
それが最期でした。
昨日の昼間は、昔のようにずっと私の膝の上でスヤスヤ寝ていました。
体温の低さを感じつつも、接している足の上はほかほかと温かく、触ると反応してくれていたので
まだ生きているとホッとしながら過ごしました。
久々に愛犬と丸一日過ごせて良かった。
たくさん撫でて、抱っこして、ありがとうと伝えることができました。
娘に犬アレルギーがあるので、あまり実家に寄らなくなっていましたが
最後はみんなが来るのを待っていてくれていたのかな。
私が高校3年生の時にやってきた、むうちゃん。
悲しいとき、辛いとき、様子を察して寄り添ってくれて、家族を癒してくれました。
たくさん助けてもらいました。
冬の朝は部屋の前にやってきてドアをカリカリして開けろとアピール。
開けてあげると布団の中に入ってきて
お腹や足の上で丸まってよく一緒に寝ていました。
温まると香ばしいニオイがしていて(笑)
もうあの香りを感じることはないんだね。
娘が産まれて里帰りしているときは
ワンワン吠えて、寝ていた娘が起きてしまい
よくむうちゃんに怒っていました(笑)
私が泣いていると側にピッタリくっついてきてくれていたのが昨日のようです。
まさか18年も生きてくれると思わなかったので
感謝しかありません。
お世話をしてくれた両親にも感謝です。
ヤマヒロさんのMBSラジオに父親が姫路市から長寿犬表彰をもらったことを投稿して、
ヤマヒロさんと古川アナに18歳おめでとう!とお祝いしてもらったばかりでした。
その時は老犬ながらも元気でまだまだ生きそう!と思っていましたが
様子がおかしくなってからは、あっという間でした。
ラジオも表彰状もとても良い記念になったね。
十分生きてくれたので、後悔はないし、覚悟もしていましたが
やっぱり寂しいものは寂しいですね。
とっても、とっても可愛いむうちゃん。
たくさんたくさん、喜びと癒しと愛情を与えてくれて
本当にありがとう。
むうちゃんと過ごした18年はみんなの宝物です。
むうちゃん、本当にありがとう
お空の上で安らかに過ごしてね
2024年11月26日