夫、2年ぶりの温泉
コロナ以来人一倍神経過敏になり、夫の大好きな温泉はずっとお預け状態でした。
夫が自分より年上だとついつい心配しすぎてしまう。その上、他にも肺やら心臓に少々難があるので過保護になりすぎてしまっていた。
可愛そうな思いをさせていたかな?
いや、それで丁度いいくらいかもしれないか?
いつもそんな事を考え、やっと念願の温泉へ。
その温泉は自宅から車で約40分で行ける場所にあり、
自然に囲まれた、夫のお気に入りの温泉の一つ。
午前中から喜々として一日分の荷物を準備する彼。
なぜ一日分の持ち物が必要かというと・・・
彼は日本人の私以上に温泉が大好きで、湯を愛でては外で休憩し、また浸かっては外をぶらぶらし、食事をしてまた温泉。
夕方頃になるとそれなりに満足するのかパソコンを出して仕事をしたり、クロスワードパズルをやったり読書をしたりする。
そうやって一日そこで過ごします。
だから、荷物はタオルや着替えだけというわけにはいかないみたい。
彼にとっては天国かもしれないが、これはもはや我慢大会のレベル。
私は送り迎えのドライバー役の方を喜んで選ぶのですが、
普通はそんなにも温泉に入らないですよね?
それともわかるわかる!と同感されましたか?
たっぷり温泉を堪能した後はいい感じに潤い、帰り支度をするのですが、「外にあったから」と再び足湯に浸かって私の到着を待っていた事もありました。
確かに気持ちがいいしリラックス出来るしお肌にも良さそう。
でもお湯の中でじーっとしているだけだから3分も入れば十分な気もする。
冬ならまだわかるけれど今は真夏だし
しかもこの猛暑の中、なんでまたわざわざ暑いお湯に入りに行くの?
きっと温泉好きな人にしかわからない領域の事なんだろうな。
そういえば、現地に到着した時に笑顔でガッツポーズしていたっけ。
ごめん、どう反応してよいのかわからず一瞬笑顔がひきつってしまった。
ガッツポーズをした気持ちは残念ながら共有できないけれど、温泉愛は十分伝わったよ。
温泉愛がわからない自分、なんだか温泉好きな人はきっと気が長いんだろうな、とちょっとうらやましかったりするのは否めない。
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