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DMM.make AKIBA会員のみなさまへ、トイレでの実証実験ご協力のお願い

はじめまして。
「わたしの暮らし研究所」のさわみーです。

この度、わたしたちのプロジェクトのひとつ、生理用品をトイレに置く「LAQDAプロジェクト」の実証実験として、DMM.make AKIBAの施設内トイレに生理用品ケースを置かせて頂くことになりました。

<実施時期>
日時:2021年5月1日(土)〜5月14日(金)
場所:DMM.make AKIBA(会員制モノづくり施設) 12F 女子トイレ・男子トイレ

<使い方>
1: スマートキーのアプリをユーザーがインストール
2: スマホのアプリでQRコードを読み取る
3: ケースが開錠しサムターンキーが回ることで、生理用ナプキンが1枚ずつ出る

<補充の仕方>→今回は、LAQDAスタッフにて実施予定
生理用品設備は、例えばトイレットペーパーのように「常にある」ことに意味があり、利用者の安心感につながります。しかし、コロナ禍ではリモートワークの増加により、補充すべき枚数や頻度の予測が難しい状況にありました。本プロトタイプはスマートキーのアプリにより生理用ナプキンの排出回数が把握できるため、管理者が補充しやすい設計となっています。
※本プロトタイプは、オフィスや学校内などで、施設利用者が中身を交換することが前提の仕様です。

<女子トイレ・男子トイレに設置する理由>
生理用品は女性だけでなく、トランスジェンダーの方にも必要であるほか、病気を抱える男性にも使用されている状況があります。LAQDAプロジェクトではすべての人が、それぞれの事情で必要だと感じる時に使える設備として女子トイレ・男子トイレの両方で実証実験をすることにしました。
また、ものづくり施設であるDMM.make AKIBAは、ものづくりに携わる方が多く集まる施設であることを考慮し、女子トイレのみの設置と制限するのではなく、男子トイレにも設置をすることで、より多くの人に実証実験プロトタイプと実際の生理用品に触れてもらい、プロトタイプの更なる改良に興味を持っていただく機会にしたいと考えています。

スマートキーで制御する仕組みなのですが、本来の目的ではないものを実証実験用に流用しているため、利用にあたりスムーズではないと感じる部分もあるかもしれませんが、今後の開発に活かして参りたいと思いますので、是非使ってみて頂ければと思います!


※わたしたちの活動に興味を持ってくださった方は、以下プレスリリースもご覧ください。

※わたしの暮らし研究所について
女性の身体的機能により起こる「不」を解消するためのものづくりを考案するプロジェクト。テクノロジーの力で、生活の中での瑣末な作業時間と労力発生を解決する社会システムやプロダクトの企画考案を行っています。2017年日本ロレアル株式会社リサーチ&イノベーションセンター主催のBeauty x IoTハッカソンで出会ったメンバーを中心に、DMM.make AKIBAのスタートラインプログラムにてサポートを得ながら活動しています。

生理用品トイレ設置を目指すLAQDAプロジェクトについて
昔駅のトイレにトイレットペーパーがなかったことを、今の若い世代が「えー!そんな時代があったの!?」と驚くように、2030年に初経を迎える女子たちがふつうに「えー!昔って生理用品がトイレになかったの?」と言える社会をつくることを目指し、2019年11月〜2020年1月までリニューアル後の渋谷PARCO BOOSTER STUDIO by CAMPFIREにてIoTプロトタイプの展示を行うほか、薬機法に対応して安定供給を行えるケース開発と社会システムの構築づくりのため、複数の企業に所属する多様なメンバーとともに業界業種の壁を超えて活動しています。

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