Events|ヒンメリ作りワークショップレポート
11/23(土)・11/24(日)に開催しました、ヒンメリ作りワークショップの様子をお届けします。
講師は、以前こちらのブログでもご紹介したヒンメリアーティスト Méng talksさん(ご紹介記事はこちら)。
ストロー(麦わら)に糸を通し、多面体を構成しながら繋ぎ合わせて作られるヒンメリ。フィンランドの伝統的な装飾品であるヒンメリは、古くから太陽祭や誕生祭などに用いられてきました。現在は、デザインや素材も進化し、インテリアアイテムとしても注目を浴びています。
今回は、56本のストローとシルク糸を使って、正八面体を重ねた基本のヒンメリを作りました。
シルク糸は色や質感がストローと相性がよく、目立たないのでヒンメリ作りにぴったりとのこと。また、土に還る材料しか使わないというMéng talksさんのこだわりも。針はビッグアイニードル というビーズ手芸などに使う針を使います。
Méng talksさんが用意したピンクッションやトレイなどの備品がとても可愛らしく、みなさまこちらにも釘付けに。
まずは結び方の練習。
結び方を間違えてしまうと何かの拍子にヒンメリがほどけてしまうことがあるそうで、お手本を見ながら何度も練習します。
結び方をマスターしたら、ヒンメリ作りのスタート。
一本ずつストローに糸を通して5つの三角形を作ります。立ち上げると正八面体に。「これだけでもシンプルなヒンメリとして飾れそう!」とみなさま感激の様子。
もう一つ同じ正八面体を作り、連ねます。
さらに横の部分にも正八面体を重ねていきます。
形が出来てきたら、より美しいヒンメリを目指して、ストローが曲がっていないか、糸の緩みがないかを細かくチェック。完成までもう少し。
飾りつけ用に糸の長さを調整して、完成です!
今回は繊細な作業の多いワークショップでしたが、Méng talksさんの丁寧なサポートもあり、みなさま素敵なヒンメリを完成させていました!
長い糸を操りながらのヒンメリ作り、「一本の糸が知らないうちに絡んでいたり、もつれていたり、人間関係に似ているような気がするんです」と仰っていたMéng talksさん。
集中してものづくりをする時間は、日々の色々なことをふと振り返り、リフレッシュする大事なひとときなのかもしれません。
完成後のみなさまの晴れやかな笑顔が印象的でした!
ワークショップで使用したストローは、Méng talksさんが北海道 美瑛で収穫したもの。自然から生まれたものが人の手と想いによって、美しい装飾品になっていく様子に、あらためて感動しました。
Méng talksさんのヒンメリとストローオーナメントは、12/25(水)までLAPUAN KANKURIT 表参道にて販売しています。(詳細はこちら)
ぜひ実際にご覧になってみてくださいね。
また、今回ご参加頂いたみなさま、貴重なお時間を頂き、ありがとうございました!
今後もお楽しみ頂けるようなワークショップを開催しますので、多くのみなさまのご参加をお待ちしております。