自己紹介のようなもの
唐突だけれど、私は自己開示が非常に苦手である。
というより、苦手になっていた。
ブログに何度か挑戦したものの、書いてるうちに自分のことを人に知られるのが恐ろしくてたまらなくなり消してしまう。
元々はそんなことはなかった。
ネットや携帯がない時代は多い時で30人と同時に文通していたし、ブログで交流を持っては楽しく過ごしていた。
そんな私がなぜか突然自分を見せることが怖くなりネットはもちろんリアルでも人との関わりは家族だけに限定して誰とも関わらないようにした。
けれどどこかで、元の気質を隠すことが出来なかったのだと思う。
恐怖で続けられなくなるのに、ブログをどこかしらで何度もチャレンジしてみたり、YouTubeをやってみたりと、矛盾した行動を繰り返す私がいる。
いつから、こんなに怖くなったんだろう?
多分、人間関係でいろいろ有り過ぎて人間不信に陥ってしまったんだと思う。
自分の意見や本心も話すことを諦め、周りの人間が勝手に抱く私に対するイメージに疲れ切ってしまったんだと思う。
私は見た目と中身のギャップが大きいらしい。
そのため、すごく穏やかで物静かで優しいとても良い人というイメージを勝手に持たれることが多いらしい。
そのイメージと違うところが見えると露骨に嫌悪するのはまだ良い方で、人によってはイメージ通りであることを強要するかのような決めつける人もいる。
私にとっては???である。
だってさ、私は近しい人曰く、短気、毒舌、天然、おしゃべり、怒らせると怖い、相手が誰でも食ってかかる、などなど長所は?と聞くと、う〜んと悩ませてしまうのだ。
旦那なんぞは「バカなとこが好きで結婚した」とさえ言ってくる始末だ。
おそらく、とても素敵な人に見えるのは、人見知りで自分から話題が振れないから、相手から聞かれたら答えるけどスタンスなのと、よく分からないけど、見た目的にのっぺりした顔だから優しそうに見えるのかもしれない。
キリッとした顔なら自分を強く持っていそうな雰囲気もあるだろうし、きつい顔立ちなら怖そうに見えるかもしれないが垂れ目である。
自分で驚いたのは、私は自分の中でキリリッとした話し方をしていると思っていた。
例えていうなら菜々緒のようなイメージだ。
それを家族に言ったら「ないない!」と爆笑された。
自分の動画で自分の話しているのを聞いた時、「何だ?このアホっぽい話し方は!何だ?この変な声は!」と愕然とした。
自分が普段話していて耳に届く声と、客観的に聞いた声は全く違うことに驚かされた。
私はYouTubeではカードリーディング動画を投稿している。
占いはできないけれど、家系的にそこそこ霊感家系なため、私もちゃっかり受け継いでしまい、いろいろあって今に至りなぜかチャネリングとリーディングを合わせたオリジナルのタロット占いの動画を出すことになりやっている。
こういうスピ系のことをやっていると、聖人のように思う人がたまにいる。
私、ただの人間です。
キリストだって酒を飲んで喧嘩していたのだ。
だって人間だもの。
ブッダだって妻と子どころか王子でありながら城と国を捨てて出家しているのだから普通に考えたらクソ男である。
作曲家でも画家でも作家でも、超有名な偉人たちは、プライベートはなかなかにクソ人間が多いのだ。
けれどそれでも尊敬されたり絶賛されたりするのは、それを上回る才能が評価されてのことだと思う。
誤解のないように言っておくが、私が素晴らしい才能の持ち主だからクソ人間でも許してねと言っているわけではない。
私はただ少し霊感があるだけのただの人間だから、とてもとても素敵な人に見えるという人は洗脳にかかりやすいと思われるので注意が必要だ。
あ、そうそう、もう一つ、勝手に若く見られることが多い。
これもバカっぽい話し方のせいだろう。
見た目は若いと言われることがあるけれど、これは私が第一子を21歳で産んでいるからだと思う。
若く見えるのではなく、おそらくその年齢のいる母親にしては若いのだ。
歳を聞かれるわけではない。
大抵「私と同じくらいの年代だと思うけどお若いですね」などと言われるが私は相手の年代を知らないので、その人が仮に60歳であれば私は60代に見られているということだ。
けれど私は50歳である。
50歳の人から見たら年相応に見えるかもしれない。
え?そんなに捻くれずに素直に受け取ったらって?
捻くれているのではなく私の知らないどう見ても上の世代の人しか知らないネタを振られてくるので、相手はおそらく私を60代だと思っているのだ。
適当にそうなんですね〜なんて合わせてたりするのも悪いんだろうが、あー、ちょっと知らないですね〜なんてわざわざ言ってセールスに話題を広げさせても面倒である。
ちなみにもうすぐ2歳になる男の子と4歳の男の子のおばあちゃんだ。
私の家系は代々結婚が早いので母も祖母も40代でおばあちゃんになっている。
ちなみに私の母は41歳でおばあちゃんになり、中学生の弟の母親でもあった。
私がおばあちゃんになった時は末っ子は高校生で甥っ子ができた。
子育てしながら孫を見るのは珍しくない。
と言っても、同居ではないから時々預かるくらいである。
どんどん話が逸れるのが私の悪い癖(笑)
ここでは素の私を話そうと思ってアカウントを作った。
なぜなら、一番自分のイメージはこうでなければならないに囚われていたのは私自身なんだと気づいたから。
私は私
そう思っていた時は恐いものはなかった。
いつのまにか人のイメージに合わせにいってたんだなぁと気づいたのだ。
YouTubeを何度か挑戦している中で、どこかみんなに好かれるようにと、みんなに受け入れられるようにと気負ってしまっていたんだと思う。
だから
「私は私」
を大切にするため、ここに自分を綴っていく。